8月のエバの作品情報・感想・評価

8月のエバ2019年製作の映画)

La virgen de agosto/The August Virgin

製作国:

上映時間:129分

ジャンル:

3.6

あらすじ

「8月のエバ」に投稿された感想・評価

G

Gの感想・評価

4.0
“Eat, Pray, Love”的な浅薄なミーハー映画かと思いきや、フワフワとした宗教映画でした
Jaya

Jayaの感想・評価

2.2

このレビューはネタバレを含みます

33歳エバの地元での夏休みの話。何だかよく分かんないけど妊娠してました。どんなオチやねん。
エバが自分のお腹を確認するカット、少し膨らんでるように見えますが、そう撮っているのか、単に下っ腹が出ているのか見分けがつきません。

エバの周りがかなりゆるく、淡々と描かれていく。ただそれだけでした。
エバが自分から何かを語ることはほぼなく、代わりに人の背景には簡単に首を突っ込んでいきます。なのでエバの背景はほぼ語られず。ソフィーと何があったのかも不明のまま。

淡々とした日常を描きたいのでしょうが、何のストーリーもないので、観ていて本当に暇でした。各人物の設定も何の意味もなかったですし、ほぼ全員が何やらヘラついた演技してて不快でした。
挙句の果てに唐突な「セックスしない?」からの「妊娠してるかも」。何じゃそら。

下敷きになったような映画は色々見えてはきましたが、魅力の面では匹敵するものは何も感じなかった映画でした。
claire

claireの感想・評価

4.8
初めて見たときは相当衝撃を受けたけど、2回目に見たときの強度がそれほどでもなかったのが残念でも発見でもあり、唯一明確な失敗を挙げるとすれば、全く暑そうに見えないところだ。でも撮影は文句なしに素晴らしい。脚本は主演でもあるイチャソ・アラナだそうで納得。その引っ掛かりがエリック・ロメールの単なる模造品ではないと感じたポイントなので。
町蔵

町蔵の感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

(2020年/129分/カラー/デジタル/スペイン語・日本語字幕)
監督:ホナス・トルエバ
出演:イタソ・アラナ、ビト・サンス、ジョーマンホン



33歳のエバは、多くの人がヴァカンスに出かける8月に、マドリードにとどまることに。人気の少ない都会の休日を一人気ままに過ごしていたエバは、ある野外イベントに参加し、今まで縁がなかった人々との出会いを経験する。ヴァカンスシーズンを一人で過ごす女性が、ゆっくり自らと向き合い、新しい自分を見つけていく「親密なる日記」。2019 年カンヌ映画祭ACID 上映作品、第16回ラテンビート映画祭出品。「型にはまった観光とはかけ離れたそぞろ歩きを続けていくにつれて、エバは“世界に存在するための新たなる方法”を自ら作り出していく。予想不可能なものを引き寄せては、それを受け入れ、偶然を記憶へと留めながら、それによって導かれて。」エヴァ・マルコヴィッツ

バカンス地ではないバカンス時期のマドリッドでの、ロジェやブラックを思わせる男女の機微も描いたバカンス映画。
たった2週間のできごとが淡々と濃密に描かれる。
主人公は水着では恥じらいながらも、子持ちの男とはあっさりセックスする。それまでの、33才という年齢の微妙さが伏線となっている。
次作も是非見たいが、果たして日本で一般公開されるかは疑問である。
1853Perry

1853Perryの感想・評価

3.9
好き!こういうの好き!
めちゃんこよかった。バルセロナ行きたーい!
夏に行きたーい!

窓から入ってくる光が壁をキラキラさせるのとか、お外の木の葉の影がお部屋に入ってくるのとか好き。

エバのぐいぐい気になる人に声かけてくスタイルすごいなぁ。わたしには無理でいいなぁって思った。
yontanu

yontanuの感想・評価

3.8
エバがかわいい
着てる服も表情もかわいい
ちょっと変な子やけど人懐こくて、
マドリードの街並みとか空気感とか、
お酒飲んで踊っちゃったり、
バカンスに行かないバカンス映画やった

わたしたちはまだここにいる
出会いと再会と別れと、行く先々で逢う人たちとのエバの8月、
特別な何かが起こったわけでもないけど、
特別だったかもしれない8月

エバがよく着る赤い服やシャツなんかが、マドリードの街並みによく映えてて、
エバが借りた部屋だったり、友達の家も全部素敵やったな
生活感あるのに、自然と調和してる感じがして
変なもので日仏学院の映画料金が千円に戻り、かつ今でも今一つだが予約が何とか出来るようになって、ここへの回数が増えた。いくら何でも一本1200円は映画の代金に相応しくない大袈裟なものに思われ、数千円なのか会員となると、自分の方がそんな映画エリートには相応しくないとなる。
思わぬ才能にぶち当たるには、やはり余裕を持たなければ無理だ。評判作は万人に受ける分、個性に欠ける。
8月前半の15日間の日付けの字幕タイトルが律儀に入り(それにしては、夜12時をまわらない内に、次の日の字幕に、なんて時もある。)如何にも全盛期(’70前後?)のロメールタッチの作品に見えて、ショットの安定度、キャラのイノセンスと深い教養への信頼、に於いて180°表裏を成し、あくまで見せかけのこの種の作品の類似でしか思えなくなる。ロメールの温もりはなく、それを期待して観る者は飢餓におそわれてくる。基本パンやティルトはあるがカメラ移動はないように見え、切返しや垂直の関係などの隙のないショット間の正確·的確な切り結びがズレるか外し·まま受け継かず、残る逐次性が引率し妙なトゲを感じる。それでいて、近場のサイズ·アングルを積み変えてる中で、形態を越えてその内からのトゲがピタッと必然へ埋めを作る時が生まれくる(積極的でもなく、山あいの池で泳がされ、浮かびつつ進む中での瞬間等)。基本現実音だけだが、1回シュート外の音楽音響的なものが入り占め、もう1回は現実音の量が途切れる。
とりわけヒロインでだがキャラも皆、社会的な習慣に馴染むよりも、馴染めず臆病が続くくせに、対人者との仲の継続を望む·教養くるみの投げかけではない、要らぬ所まで追い突っ込み、直の反応引き出しを行い、親しくなると共有すべき神経·感覚の麻痺帯びに向かわず、自分を更に研ぎ、真の自己の見いだし·裸で感じる空気に走る。敵意はないが、向き合うをほじくり出す、自分からはそう内を披露せずに。ヒロインは、マドリードの実家近くを離れた事がなく·特に望む事もなく、まわりの友人の持つ故郷(地域·国)を出てやり直す必要·出自や環境との軋轢も感じた事ないが(バカンスの8月すら、市内の仮住居に引っ越すだけ)、常に足場に不安定を感じ、真の自分を無意識に·ときに意識的に問い続けてる。
33歳直前·女優もどきに見切りつけ·次を模索中のヒロインに、 妊娠·出産で周囲との関係変わる前よりの違和で疎遠になったと指摘され·苛立たれる嘗てのルームメイト、久し振り再会の調子やノリのいい男友達、別れて数ヶ月の元恋人とのニアミス、転居を繰返して40過ぎ·出産のホケン(凍結卵子)の扱いを考え直してる管理人、イギリスから移住10年·それを訪ね来てる従兄弟同士、ヒロインと同じく役者では食えずバーテンや危険な帰路習慣を持ち·空いた同居人を探してもいる·直後の旅を控えてる男、精神安定の為に霊気療法かじりの女とも知り合いに。
ヒロインは、恥じらいも多いが心配症と云い、臆病接せずの方を遠ざけ、ゆとりなくストレートで辛辣なアプローチ·スタンスで、それが裏もないので警戒も持たれず·人間関係は戻り、また空いても続いてく。ふと妊娠を望み、懐妊を確信するも、相手の娘に対しても、それを伝えても父はいないと云い、折からのすっからかんマドリードでの祭りの対象の聖母に準えられる。聖なるものとは神がかったものでもなく、こんな不躾な飾りのない、落ち着かない所から始まるのかも知れない。ロメール的なスタイルと内容、安定·拠り所を求めて裏切られ·また別の次元を見つける、というルートの日常的向上的安心感はなく、白っぽい画調は展開でも落ち着くポイントがなく、追い詰められる事はなくとも、孤独とその併走だけが重ねられて、互いへの存在の認識だけが強まり、見せかけの軋轢が減ることだけがはっきりはしてくる。臆病に裏打ちされた好奇·本能の力が純粋に保たれ、発展がないことだけを受け入れる事が潔さと分かってくる。ロメール流の世界への自己解釈の傲慢かつ微笑ましさにも至らず、渇き潤いにも至らないもっと浅いが、奢りのない薄っぺらいままが掴む時々の瞬間だけが、個人に密着し世界の一部として特化してくる。何でもない世界の、中身より存在してくる自体を感じる。
如何にも、ある種の権威様式の亜流の平板で、熱気·親しみを欠く作品にも見えるが、敢えて飛躍や充実を求めず、それが馬鹿げた事でしかない、しかし止める事は出来ないとの、承知に至る腹の括りかたの表し様は、怖く貴重にも思える。
KOUSAKA

KOUSAKAの感想・評価

4.5
これは掘り出し物でした!エバのキャラ最高😆

アンスティチュ・フランセ東京で開催中の『第3回 映画批評月間:フランス映画の現在をめぐって』のラインナップは、マジでハズレなし!

バカンスの時期に、周りの皆が避暑地に出かける中、「地元に残る組」になったエバのキャラ設定が絶妙で、顔は美人なんだけど何かイケてない感じ。

元女優という設定も含めて、プライドと自意識が微妙に邪魔するからなのか、出会う人とのコミュニケーションが何だかチグハグすることも多い。

そんなコミュニケーション不全を繰り返しながらも、街中で興味や関心を持った人に対しては、意外と積極的に自分から「声かけ」し続けるところも面白いし、彼女からアクションを起こす事で始まるストーリーがいちいち楽しいんです。

誰にも絶対に予想出来ないデコボコで行き当たりばったりの行程を経て、エバが今作最後に辿り着く境地とは・・?これはぜひ本編を見て欲しいです‼️
『8月のエバ』を再会の喜劇と呼んでみたくなる。ただ会って、話して、時間を過ごすことがより濃密な時間を作っていく。最初の出会いはまだよそよそしく、二度目の出会いはとても親しみに溢れている。何度も会うことで、共に時間を過ごすことで、そのとき起こるそのちょっとした距離感や関係性の変化を見るのは楽しいし、なんともうらやましい。「セカンド・チャンス」はどこにでもある。再び会った人とはまたこれからまた何度も会うことになるんだろうし、結局この映画の中では一度しか会うことのない人ともどこかでまた会うことがあるかもしれないし、それから何度も会うことにもなるんだろう。(渡辺進也)

全文はこちらから
https://www.nobodymag.com/journal/archives/2021/0321_0830.php

このレビューはネタバレを含みます

どう解釈すれば…
エバはマリアってこと?

聖母マリアのアトリビュートは青のマントと白百合と赤い衣服らしいけど
エバは赤い服は来てたけど青は身につけてたかな??
市場で買ってきた花は百合だったっけ??
子供を産んだ友達はエリザベト??
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