まだオルジャスは幼く分からないことも多いけれど、二人の大きな父親の存在にいつかきっと気付くことだろう。
象徴的な白い馬の存在も美しい。この地では、自然や動物や周囲の人たち、全ての存在が子どもを強く…
カザフスタンの風景など引きの映が綺麗だった。
物語はそんなに話があるわけじゃないんだけれど、
育て父親が死んでも、その運命を受け入れて、そして、また、新たな出会いや復讐、…生きていく辛さを感じた…
秀作です!
物語は特に珍しいものではありません。
エンターテイメント性は薄く、この系統の映画ではよくあるものです。しかししっかりと作られて、真摯に向かい合っているのを感じれます。
ドラマもしっか…
草原の風に導かれ、男はやって来た。あるいはオルジャスの夢に導かれて。
ふたりの間に流れるくうきが、風を震わせ心臓の鼓動がトクトクと、聴こえる。
この世界は、わからないことばかり。
でもすべてわか…
目を覚ましたまぶたの向こうが夢の続きに思えてくるほど果てのないこの地では、ただ生と死が流れていく。風は言葉を知らないし、人は言葉を落とすだけ。言葉をもって語られないことよりも、時間が解いて見せてくれ…
>>続きを読む台詞は少ないが、カザフスタンの神秘的なほど雄大な背景がこの映画のプロンプターとなって人の営みの逞しさと儚さを語りかけてくる。それにしても森山未來が本当に素晴らしい。異国でありながら役柄に何事もなく溶…
>>続きを読む日本・カザフスタン合作による森山未來さんの初の海外主演作は、舞台はシルクロードの交差点のカザフスタンだが、名作「シェーン」を彷彿させるような西部劇が繰り広げられる。
映画で映し出されるカザフスタンの…
美しい。言葉では表せない美しさというものを久しぶりにスクリーンで見た。自然を描く映画は数あれど、この作品は自然と人間の存在感が5分5分。自然も人間も大して寄り添ってないけど、共存している。世界各国の…
>>続きを読む©『オルジャスの白い馬』製作委員会