このレビューはネタバレを含みます
非常に独創的。
面白かったかと言われると微妙。
手には目がないのにどうやってこの世界を見てるんだ…とか余計な事を考えてしまって集中できなかったわ。
ただ構図などアニメーション的にはちょっと凝って…
今年新作64本目
劇場で鑑賞してきました。
この映画は主人公とその片手から描かれる人生の縮図を通して、予期せぬ出来事や行動、人との出会いが時に辛い結果になることもあるが、それだけでは決してないと…
失くしていった大切なもの、手に入らないものの哀しみ。それが運命なら変えることはできないのか。話も映像も全体的に暗いが、最後に主人公の行動に光が見え救われる思い。驚くほどしなやかな手の動きとその可能…
>>続きを読む切断された手が旅するっていうコンセプトが実に奇妙で興味をそそられたけど、内容はその種明かしに迫ったもので、特に印象に残るシーンはなかったし、こっちのネット環境のせいだかどうだか分かんないけど時々フレ…
>>続きを読むきっとこの手は、人間の回顧録だ。
たくさんの忌々しさ&煩わしさ(ハエ)の中で生きる私の、あなたの、回顧録。
勇気を出すときにはギュッと握って、恐怖を感じれば震える。
楽しいときには目一杯手のひらが…
「失くした体」
無機質で冷たいアニメーション。
それは家族と愛を失った少年の世界。
誰かに愛を温かさを求め、亡き家族を思い、1人の少女にアプローチをする。
しかし誰かに温かさを求めずとも君の中…
切り離された手が、体を探して旅をする。手は体に繋がっていた頃を夢見て、これまでの人生を追憶する…(手にも自我がある!)。キッチュでグロテスクかと思えば、普遍的な喪失と再生の物語。飛んでみろよ、という…
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