【この時、誰も知らなかった。パンデミックによる虚無の時が延々と続く世界が来ることに】
シネフィル向けサブスクリプションサービスMUBIにおいて日本は冷遇されがちだ。もちろん、権利の関係もありますが、…
尺は5時間弱と長めではあるが、ラヴ・ディアスの中ではかなり理解しやすい映画だと思う。独裁者に支配された2034年の東南アジアを舞台とした群像劇だ。フィリピンに生きる監督が、危機感を持って未来に警鐘を…
>>続きを読む徹底された作り込みと世界観とビジュアル。それだけでもお腹いっぱいなのに、時空が歪んだかのような長回し、ラヴディアスの映画は光と闇がひしめき合い、後にも先にもこんな異常な作家性を持った作家は現れないだ…
>>続きを読むこの近未来SFが描くのは夢物語ではなく、現実世界の投影としての近未来世界です。風刺の要素をどれくらい含んでいるのか分かりませんが、作り手の心意気を感じるとともに、フィリピンの表現環境は大丈夫なんだと…
>>続きを読む東京国際映画祭にて。「悪魔の季節」のほうが断然好きだったが、相変わらず面白い。長いのに見飽きさせない長回しカットは見事。あんまり変わってない2034年がかなりリアル。「ダークキラー」とかネーミングセ…
>>続きを読む東京国際映画祭にて。
フィリピンの鬼才ラヴ・ディアスの最新作
4時間43分という相変わらずの超長尺なので、劇場公開はされないかも…という危惧の元、重い腰を上げて鑑賞
今回は初めての近未来ディスト…
初ディアス
想像していたラヴ・ディアス的な感覚とほとんど一致。悪くないけどこんなもんかとも思う。というか、スローシネマとしての意義は余白にあって(むしろそこにしかないから問題?)、それは映画から導き…