三上のカッとなる様子が怖い。
でも、
立ち直ろうと葛藤する三上と
それを心から願いはじめる津乃田。
介護施設で働きはじめ、
世の中の陰の部分に直面し、
堪える三上を見ているとつらい。
突然の最期…
悪人は案外、「純粋」なのかもしれない。
というか、「純粋」とは「善良」を意味するわけではない。
本作の主人公・三上は元ヤクザで人殺しだけれど、出所したその目はキラキラと輝き、他者から送られた優しさ…
まずは、さすが役所広司さん!!!と思った。
映画序盤はどう見ても役所広司さんなんだけど、物語が進むにつれて、観終わったときにはもう完全に「三上」で。
福岡の訛りも、捲し立て方も、まるで幼少期から使っ…
役所広司、表情だけで悲哀とか怒り表現出来るの凄すぎる
特に九州の方の方言やってる時好きだ(孤狼の血とか)
最近免許取ったから、免許とる大変さに共感した
特にこういう生い立ちだと知能的にも成長が遅れて…
前日に『Perfect Days』を観ていたせいか、まるでそのアナザーストーリーを覗いているような錯覚に陥った。二つの作品の世界観が、不思議なほど重なり合って見えた。
けれど「すばらしき世界」とい…
サッカー中にうずくまって泣くシーンが1番主人公の心情を表してると思った あの頃の自分がずっといるんだろうな
間違った正しさを教えられたけど、その間違いの中でまっすぐ生きたと思う
でも、ラストで環境が…
人生の半分以上を刑務所で過ごした前科十犯の男が、出所後、今度こそはカタギだと誓い真面目に生きようとするストーリー。
主人公の三上は、根は真っすぐな正義感のある男として描かれているが、若いうちは出所…
見て見ぬふりをしてる人と、自分の正義に素直な短絡的な人。
折り合いをつけないとやっていけない社会だけど、折り合いをつけすぎても幸せなのかはわからない。
やり直しがきく世の中だと良いとは思うけど、自分…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会