観た。
脚本も演出もとても上手だな。
何故だか瀧内公美演じる、由宇子がヒコロヒーに空目して。雰囲気とか、喋り方とかずっとヒコロヒーだと思って鑑賞してしまった。良い悪いでなくそう見えた。
無駄な…
リアルを届ける事が自分なりの正義だという強い信念を持つドキュメンタリー番組のディレクターの由宇子。その、時には歪んでる正義すら天秤にかけざるを得ないような醜悪な事件が身近で起こってしまう
終始ずっし…
このレビューはネタバレを含みます
最後の終わり方、長回し、印象的だった
人にカメラを向け続けてきた
主人公が自分自身に最後カメラを向ける瞬間
取材しているドキュメンタリーと
自分の現実が重なっていく中で
揺れ動く主人公の心の動き…
『由宇子の天秤』は、社会の厳しい現実を突きつけてくる衝撃的な作品だった。
女子高生の自殺をめぐる報道と、塾を営む由宇子の父に関わる問題――二つの出来事が絡み合う中で、それぞれの人物が抱える葛藤が描か…
(2025.113)
テレビのドキュメンタリー監督である由宇子(瀧内公美)は、父の経営する学習塾を手伝いながら、ある学校の生徒と教師が自死した事件についての番組を撮影していた。そんな中、塾に通う高校…
二重構造の中に真実と嘘とが交互に現れるような脚本が上手いなと思った。主人公が一方で正義を貫こうとするが、もう一方では不義を働こうとするところに人間の本質を見た気がする。心にずしっと来た。とても重たい…
>>続きを読む「その選択では守れない」
150分を超える長編があっという間に感じられるほど作品に引き込まれました。過剰な演出は何もなし。凝ったカメラワークも無し。BGMどころか効果音すら排除、またエンドロールの…
現代ではスマホのカメラを向けられるのは銃口も向けられるのと同じくらい攻撃性を持っている。
ドキュメンタリー監督としての由宇子の信念や正義を貫こうとする姿勢なのに対して、身の回りで起こる出来事に巻き込…
2025-12-62
「天秤」っていうのが絶妙。
2つのものを天秤にかけたときに0か100かっていうだけじゃなく、もっと微妙な差、あるいは均衡になる場合もある。
その具合が映画の中にもよく表れてい…
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