モノクロ映画だけれど伝わってくるアランの顔色の悪さ加減。
亡霊のように街を行く中で、去ったそばから陰口が聞こえるのが辛い。
暗い雰囲気の中で流れるサティの音楽がこの上なく耽美。
誰も自分のこと…
死を決意した男アラン(モーリス・ロネ)の最後の2日間を描く。次々と登場する愛人、友人、知人との会話や彼らの振る舞い、距離感から主人公アランという人物を理解していく作品か。
イケメンのアランは若…
悩める中年男のあれこれ。
洒落た雰囲気もあったが、ずっと低空飛行でどんよりとしていた。
死刑台のエレベーターは良かったけど、これは自分が駄目なパターンのフランス映画。
晴れた日の気持ちの良い…
この作品にしてもヴィスコンティの「イノセント」にしても主人公が最後にこういう決断を下す作品はいくつもあるけど、自分もそれを実行しようとしたことがある人間として言わせて貰えば、単なるかっこつけ。そんな…
>>続きを読むM・ロネ、J・モローなので鑑賞、哀しさの演出?暗くて淡々として★3つ!
死刑台のエレベーター、太陽がいっぱいみたらとりあえず観ておかないとな・・・みたいな感じで鑑賞。
相変わらずM・ロネ、J・モロー…
ピエール・ドリュ=ラ=ロシェルの原作を、ルイ・マルが脚色監督した63年作品。アル中男が自殺するまでの2日間を描く。抑圧された、息苦しい作品。本作の次が、ノー天気な「ビバ!マリア」。作りたくなった気持…
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