傑作だった。金子由里奈監督は『ぬいしゃべ』と『21世紀の女の子』の短編を観ていたが、本作を観て、やっぱり映画の『ぬいしゃべ』は金子さんだから良かったと思えたし、短編『外と』との繋がりも感じた。
金子…
気を衒っているわけではない、たしかな連なりをそこにみた(今回も、有形無形の)。手を振る手袋や開封されて呼吸するスリッパ、ティッシュに吸着する水、空気を孕むシーツ、ひるがえるレシートや宙を舞うティッシ…
>>続きを読むめちゃくちゃ印象に残る良いカットと言葉の連続だった。ぬいしゃべもこの映画もかなり好きだ。
ぬいしゃべはすごく共感があったけど、この映画にも共感とはまた違った、わかる(しってる?)感覚みたいなものがあ…
ユーモアと愛のある優しい映画だった
人や場所に積もる想いや思念に対する眼差しにとても共感するし、自分自身もそういう些細なことを愛していきたいと思う
人間だって石ころみたいなもので、一人ひとりが歴史に…
無機物なものにも、全てのものに生命がある。建物や場所も全ていつか無くなる死ぬ。だから忘れないように私は写真撮りたい。
無くなるもの全ての生命をわたしだけにでも宿らせておきたい そんな気持ちの映画
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道祖神や間の空間にズームしたり、カメラが手袋の目線になったりと、人間以外の主体を認めているのがとても心地よかった。
音に関しても、サントラの中にイヤフォンから流れる音が重なったり、話し声や物音のざわ…
2020年の公開当時に今池シネマテークで鑑賞、2023年の転勤直後にポレポレ東中野で再鑑賞。残念ながらシネマテークは今年の7月に閉館予定。場所はなくなっても映画とともに刻まれた記憶は残り続ける。図ら…
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