宗教を信じる親と気持ちにズレが生じても親と離れることができないちひろを不器用で、健気に感じた。
悪い人もいないし、けれどもそれぞれの立場の気持ちもあって、家を出ても出なくても悪くはないと思うし…感想…
試写会にて。
芦田愛菜ちゃんの久しぶりの実写映画主演が楽しみで、
映画化知ったあとで先に原作読みました。
素直なちひろ。
大好きな両親が信じる「奇跡の水」を少しだけ信じている。
信仰心が強すぎる両…
オンライン試写で鑑賞。
テーマは普遍的。
子どもにとっては家庭が世界のほとんどを占めて、家庭の当たり前が自分の当たり前。
他所とは違う、自分の両親は何かが違うと感じるのはある程度大きくなってから。…
たぶん、ずーっと忘れない気がする。
カッパのシーンとか、
ちょっと変わった売り文句で売っているお水を見たときとか思い出すと思う。
個人の感覚的には、マッドマックスや俺たちに明日はないのラストシーン…
新興宗教をテーマにした本作。
テーマ自体が扱いが難しい、
うち、なんか変かも?
そう思い始めると、自分が過ごしてきた毎日も、大切な人たちも、全てを否定することになってしまうから、自分を殺す=自分…
このテーマは、
さすがに大森監督をもってしても
描ききるのは無理。
受け手の想像と感受性により
普遍化できる小説と違い
映像として可視化される映画
というメディアにおいて
いわゆる社会悪とされる
…
このレビューはネタバレを含みます
自分のせいで両親が新興宗教にハマった子供の思春期の映画。
幸せとはなんだろうということを考えた作品だった。
本人は両親にも宗教にも嫌悪感を感じている様子はない。ただ、憧れの先生に両親を否定され…
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