東陽一の場合、後の『サード』の印象が強くて初期は何だか大島渚のディスカッション映画の模倣みたいでかなり小っ恥ずかしい。
学生運動やATG全盛期だからやけに暗い内容。ヒロインの緑魔子は凄いオーラがあ…
緑魔子が悪魔にも魔法使いにも見えてきた所から面白く思えてくるが内外を同時になぞって同時に抉られる感じが本当に怖かった。実験的要素を含み言葉の洪水にどっぷり浸かって大変疲れたから終わったと同時に感じる…
>>続きを読むなんだかATGを観ているような感じがする見どころ満載の楽しい映画だった。
東監督にとって初めての劇映画は楽しく作り上げていったのだろうかな。
高度成長期において若者たちの様々な想いが…
この映画を理解するためには監督前作の「沖縄列島」を観る必要がありそう。緑魔子や石橋蓮司の風体など当時のカルチャー映像は面白いが、映画全体としては言葉に頼りすぎか(当時の前衛系映画にありがちだが)。印…
>>続きを読む自分もそうだしいまや怒れないほうが多数派だけどその発芽はこの辺りだったのかと思うと感慨深いしポスト大島渚て感じ。
しかし緑さんがクールガイの石橋さんじゃなくて煮え切らなボーイの河原崎さんとデキてるの…
9年ぶり観賞。
いかにも70年代、実験的要素も伴う謎作品。一見難しい理屈作品だが、これは緑魔子の性技が見どころ。
河原崎長一郎との乳繰りあい。河原崎の野暮ったい尻と魔子様の小さくキュートなお尻。
緑…
やたら議論する70年代の日本の若者たち。それは、新宿駅西口広場のフォークゲリラを写したドキュメンタリーでも観たことがある光景だった。広場で、歩行者天国で、酒場で、職場で、ひたすら語り続ける若者たち。…
>>続きを読むこの当時のインディーズ日本映画は好きです。ストーリー的には全く惹かれるものはありませんが、兎に角緑魔子の魅力!声はいいし、脱ぎっぷりもいいし、こんな女優今いません!フランス女優みたいな魔力があります…
>>続きを読む大島渚・吉田喜重寄り、すなわち松竹ヌーヴェールヴァーグ的でかなり自由、意味が分からないと言うより破壊的な内容で、特に後半の編集の飛ばし具合が面白い。あどけない子供達が猫の解剖をしてるシーンはなかなか…
>>続きを読む©東プロダクション 1970