三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』に投稿された感想・評価

m
3.3
時代の熱気を感じる

物凄い言い合いをするのかと思ったら、三島は落ち着いてユーモアを交えながら語る
討論は哲学的でちょっと理解が難しかったが
三島も学生もリスペクトを持って臨んでいたんだなぁ

すごいな
正直、思想強めの陰謀論者かと思ってた

理論がクリアで
万人が理解できるよう整理された演説を、こんなにも上手くできる人がいるのか。
声の抑揚が最小限で淡々としているのに
圧倒的なカリスマ性…

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相方と深夜の鑑賞会

NHK映像の世紀とか大好き
東大全共闘と作家三島由紀夫の議論を戦わす映像に現在の当事者や文化人がアレコレ語る場面で構成されています

もうさ、東大生が次から次へと弁じているのに…

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shio
4.0

三島由紀夫は青年期までは貧弱だったはずなのに、そのコンプレックスから強硬派な姿勢と筋肉厨に傾いたのだそう。
それにしても、切腹を行ってしまう意志の強さよ。
おそらく全共闘なんて学生テロは、今後起きる…

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cathy
3.4

映画というよりテレビのドキュメンタリー番組っぽい構成。
「三島由紀夫 vs東大全共闘」というタイトルなのでお互いの政治思想についてばちばちに論破しあうのかと思いきや、むしろ「公開授業」のような雰囲気…

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GY
3.3

事実は小説より奇なり、というわけではないけれど、もはやこの闘い自体が演劇みたいで面白かったです。ぶっちゃけ言っていることは意味不明で、噛み合っておらず、現代には遠に過ぎた闘いに思います。まさに途中で…

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むちゃくちゃ良かった…。言葉は現実に触れ、世界を変えうるか。三島の考えがよく理解できた。持続にこだわっているのも結局世の中を変えるのは言葉の力であると信じているからだろう。
ただ、そういう思想を置い…

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3.8
Unext

言論ファイトをする時の単語の定義のすり合わせとその上でやり取りされる曖昧さを可能な限り排他する真剣勝負の快楽を見れた。
三島由紀夫の全共闘の若者に対しての愛を感じた。
えむ
3.3

思想はともかく。
今の自分は、思考も言論も情熱もほとんど使えてないな…と思った。
三島由紀夫はもとより、芥正彦の存在感。面白かった。

言葉と文字を生業とする三島由紀夫の誠実さと優しさが垣間見えて、…

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要するに三島は秩序があってこそ美が存在し芸術表現が可能だ、壊すだけでそこに理念はあるのか、という立場、東大全共闘側(芥正彦)は美や秩序よりも破壊や革命を掲げ、個の解放と脱資本主義、権威主義の否定が根…

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