三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』に投稿された感想・評価

3.8
Unext

言論ファイトをする時の単語の定義のすり合わせとその上でやり取りされる曖昧さを可能な限り排他する真剣勝負の快楽を見れた。
三島由紀夫の全共闘の若者に対しての愛を感じた。
えむ
3.3

思想はともかく。
今の自分は、思考も言論も情熱もほとんど使えてないな…と思った。
三島由紀夫はもとより、芥正彦の存在感。面白かった。

言葉と文字を生業とする三島由紀夫の誠実さと優しさが垣間見えて、…

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要するに三島は秩序があってこそ美が存在し芸術表現が可能だ、壊すだけでそこに理念はあるのか、という立場、東大全共闘側(芥正彦)は美や秩序よりも破壊や革命を掲げ、個の解放と脱資本主義、権威主義の否定が根…

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soy
3.5

竹内洋『教養主義の没落』でも述べられているように、当時の大学生は文芸雑誌をひたすら読んでいた。大学進学率がまるで違うので単純には比べられないが、それでもあの頃の学生の知的水準の高さには率直に驚かされ…

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Suihi
3.9
三島由紀夫の東大全共闘に対する尊敬が伝わってくる。

第二章の三島由紀夫と芥正彦の対論がユーモアあって良かった。
都
3.8
三島由紀夫生誕100年の展覧会に行ったため、その余韻でやっと観た。

思想も違うし、共感しかねるところもあるが、三島はやはりかっこいい人間であるということを感じた。
話し合ってることの意味は分からないけど見てるだけで面白かった
NX6
4.0

ユーモアがあって、人から小馬鹿にされても決して怒らない
プライドが高い人間じゃないよ三島さん
右翼と左翼という絶対に交わらないはずの両者にさえ可能性を見出して、説得を行おうとする
人の可能性を信じ続…

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何年も前に映画館で鑑賞。
時代を感じたのと同時に当時の若者の熱を感じられずにいられなかった。
今は、もう政治についてなかなか語る事はできないが、熱い若者と語り合いたいこの頃みたいに。
4.0
いつか子どもが生まれたら芥正彦のように抱いてみたい その時は「まだ敗退していないぞ」と言ってくれ

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