これが討論というものを目の当たりにした気分。
自己満的論破をするディベートを面白がる今の時代見るたび苛立ちがあったけど、尊敬、説得が前提としてある討論は見ていて気持ち良かった。(全共闘の方は打ち負か…
ハイレベルな討論で理解が追いつかない部分もあったが、面白かった。
戦中に青春時代を過ごした三島と、戦後に育った学生たちでバックグラウンドや人生観が違うのは当然だが、それぞれの正義をぶつけてお互いに…
全共闘の一部メンバーに三島を言い負かしてやろうみたいな感じを受けたけど両者に熱量があった。
三島由紀夫作品は片手に収まる程度しか読んだことがないものの、彼の作品に対して抱いた苦手意識(好きだし癖に…
道ゆく青年一人一人に強い思想があって、政治的意識があって、革命の匂いがあって。坂本龍一の『音楽は自由にする』を読んでも感じた、この時代の青さと力強さ。今じゃ言葉は何の意味も持たないし、そこらに落ちて…
>>続きを読む戦後の日本は国運と個人の運命というものから切り離され強制的にアメリカによって独立させられ人の思想はアメリカによって犯され続けている。戦後からもう80年。だがこの80年という極めて短いスパンで何千年の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
Ⓒ2020映画「三島由紀夫vs 東大全共闘 50 年目の真実」製作委員会