前作「精神」は、以前に観ていて、すごい映画だと感想を抱いていた。
目前で「観察」することができる、「医療」の場に圧倒された映画だった。
その続編的な位置付けの映画かと思っていたが、全く違った。
前…
0に身を置く
週に1回くらい
なにもうまくいかなくても
思い通りにならなくても
ただ生きてるだけでいい日があってもいい
芳子さんのぽってりしたあかい頬っぺ
が可愛い
手
お墓参りに来たはずな…
観る人の現在の境遇によって感じるものが全然変わると思う。
自分は「ありのままを映さないでくれ」と「目を背けてはいけない」という感情が入り交じってた。
すがる患者、老いた野良猫、取り残された街並み、…
1番最初の患者さんが切実な瞳で先生の話を聞いているのを見て胸が痛かった、、、
"先生の言うことを四六時中思い返してるんですけど"
って、、、先生にギリギリ心を支えてもらって生きてるんですね。
前作…
・『精神』の続編がこんな映画になるとは...。ドキュメンタリーならではの驚き。撮ってる身としても想定外だったんじゃないかなと思う。
・後半、山本先生の家に行くあたりから「老い」を強烈に感じて切なくな…
とてもよかった。
前作より今作は、引退する医師にフューチャーしている。
他の監督作よりも、編集者の、意思を感じさせるカットは少なく、ただ医師とその家族にカメラを向け続ける。
なんてない老夫婦が道…
年明け、地元に帰らない一人暮らしの部屋で、こんなにも純な岡山弁を耳にするとは思っていなかったな。
いろんなことに考えが巡ったなあ。
私が毎朝毎晩、自宅の前から見える景色に立ち止まるのは、「0に身…
山本先生の引退、先生の引退に不安しかない患者さんたち、認知症が穏やかだけどもしっかり進行している山本先生の奥様。
現実は辛い、それでも生きなければいけない。
患者さんのリアルな言葉がいたいほど響いた…
名医として尊敬され患者さんから慕われる山本昌知医師は、引退し、認知症を患った彼の伴侶・芳子さんとともに歩むことを決めた。
ドキュメンタリーであるが、監督のインタビューや語りはほとんど(全く、だった…
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