危険人物にしか見えない男の悲劇なのですが、ブニュエル監督が自分の分身とさえ言っているらしいです。
ここまで極端ではなくても、こういう人もいるのかも。
40過ぎの独身イケオジ(風)の男が一目惚れし…
アマプラで観よう!鬼才監督作①
ルイス・ブニュエル。お名前だけはかねてから存じてあげていましたが、作品鑑賞は初めてです。
映画をかぶりつくように観ていた私の青年期にも「ブルジョワジーの秘かな愉しみ」…
原題のスペイン語「El」が示す通りの作品であり、「ザ・男」とでも言うべき男性性に宿る核心(のうちの1つ)を濃密に描き出していたように思う。
ジークムント・フロイト(1856 - 1939年)による…
エル
性犯罪者を見逃すところからもうすでに違和感が漂う。
現代風に言うとフェチ、ガチ恋、ユニコーン、モラハラ、DVなどだがそれに歯止めがかからず男は正気を失っていく。
話題にあがらない母親が鍵だと…
立派な家を持ち、身なりもきちんとしている紳士が妻に対する執着・嫉妬心で精神崩壊していく話。
神を信仰するように結婚生活を送ることはできない。相手は他者であり自分の思い通りにはならないし、変化してい…
どこまでも猜疑心が強く嫉妬深く自己中心的な主人公が強烈
そんな男とうっかり結婚してしまった女の悲劇
旦那は外面だけは良いから余計タチわるい
主人公がどんどん狂っていく様はコメディでもありホラーでも…
ブニュエルの映画は見たことなかったので、アマプラに来ているのを発見して鑑賞。結婚した男がモラハラ野郎だった…という恐怖映画。主人公は敬虔なキリスト教信徒ではあるが、猜疑心と嫉妬心が強く(&脚フェチ…
>>続きを読む「メキシコ時代のブニュエル」をひさびさに観たくて、パート2。
精神分析医ジャック・ラカンがパラノイアの例として、学生たちに上映したという本作『エル』。たしかに劇内の「おじ」がエルをまなざす視線と感…