その神の名は嫉妬の作品情報・感想・評価

その神の名は嫉妬2018年製作の映画)

上映日:2020年09月26日

製作国:

上映時間:85分

3.5

あらすじ

『その神の名は嫉妬』に投稿された感想・評価

男のための男による映画か...と終始思ってたけど、まあ彼女の最後の一言があってよかった。主人公のテンションが鬱陶しくて疲れた。
しゅはまはるみさんのお薦めで鑑賞
面白かった。終始、ケンジにムカつく映画でした。役者ですねぇ。
『カメラを止めるな!ハリウッド大作戦!』に出ていた芦原健介が監督・脚本・編集。初長編監督作らしい。
個人的には後藤ユウミに惹かれる。
うーん、ポスタービジュアルに惹かれて鑑賞したのですが、良くも悪くもインディーズ映画の雰囲気が漂う作品でした。
シネマロサのレイトショーに似合う作品だったな、と。
キャスト陣は皆さんよかったです。
あと、二ノ宮隆太郎さんが正統派な役で出ていたのが新鮮でした。
かなりかなーりイタい主人公。プライドだけが高くて勝手に嫉妬に駆られて、勝手に敵を作って、手を差し伸べる人も無視して、現実から目を背け続けてどんどん自滅していく。

なかなかその様子を観てるのもキツいものがあったけど、それはちょっと自分にも身に覚えがあるからかな?とか思ったり思わなかったり。嫉妬、ダメ、ゼッタイ。

終始主人公にはイライラしながら哀れにも見えてくる。彼女の最後の言葉を聞くに共依存だったのかな?でも良かったねと心底思う。

主人公も色々あったけど友人がいて良かったね。一言だけ言えば「一丁前にビールグビグビ飲んでんじゃねーよ笑」

作品としてはラストにかけてもう一展開あってほしかったなと個人的には思う。これは好みだし、監督の意向もあるだろうけど。

観てる時になんだか嫌な汗が出てくる印象的な映画でした。
昨年公開時、機会を逸してしまい、周囲で「面白かった!」が溢れ、完売の日も続いてたので、とても観たかった本作。

主人公・増田はもともとは 役者志望だったが、今は不動産会社の営業。成績あがらず、不動産をたくさん所有している、とある信仰宗教に営業で通い詰めるうち、その宗教の珍妙な教えにのめり込んでいき…。


監督、主演の芦原さんの、言葉を発するタイミングと体の動きの絶妙さに、もだえ笑った。このセンス、好きだわー。

ダンサー的な身体の使い方といってもいいが、いわゆるコンテンポラリーの人っぽいのじゃなくて、David Elsewhere 的な?
(ぜひYouTubeで検索してください)
いや、ここまで変じゃないけど、これ的なのがさりげなく入るのがすごい、芦原さん。

夢中になれることに出会った喜び、その反面、自分がほんとにやりたかったこととは…?という、ほろ苦い感じもあって、

そしてちゃんと良き友達を持っているのも、同棲してた彼女についても、ほっとしたし、でも最後はプッて笑っちゃった。

主人公の、ダメさand真っ直ぐさが愛らしい映画だと思いました。

あ!そうだ、エンディングに流れる主題歌が、とても好きです。トッド・ラングレンが書くバラードのような。

作詞が芦原さん。彼女役の新井郁さんが歌ってて、はかなげな雰囲気の声が素敵。
mamisada

mamisadaの感想・評価

3.3
大学生の映画サークルのような若者感がありつつ、最後まで主人公がキモ(かわいい)キャラを一貫してる
増田
役者を辞め不動産の営業として働き
朋子と暮らす。
武藤のテレビ出演に嫉妬する中
神父と出会う。
隠していた嫉妬心を剥き出し、
自分をさらけ出す。


同じ役者を目指す朋子と生活を共にしている。
不動産の営業で成果が出ていない。
贅沢な生活ではない。
少しぎこちない2人、
テレビで役者仲間の武藤の出演。
それを観た智子のテンション。

自分の現在、自分が憧れていた状況に
近づいっていっている武藤の存在。

上司からの仕事に対する説教。
成果を出して上司を黙らせる。(目的)

営業に向かった先での怪しげな宗教団体。
それでも成果を上げるために積極的に通う。


だんだんそこに救いを求めていく増田。
朋子の休日の出来事を楽しそうに語る
朋子への苛立ち、

武藤とのツーショットに不信感が湧く。
浮気を疑ってしまい、朋子を信じることが
出来なかった増田。

別れを切り出される。

宗教活動に
どんどんはまっていってしまう増田。


失ったものを取り戻すために
嫉妬によって自分の気持ちが、
どんどんさらけ出されていく。

最後の自分なりの叫び。

ダサいキャラクターが最後カッコよく見えた。
観始めた時には、最低だと思いながら、新興宗教の教祖に出会ってから、可笑しく思えてきます。
同棲している彼女は、よく我慢出来るな。彼女の最後の一言が最高でした。
見終わってから、じわじわくる笑いが。
芦原健介さんの怪演凄いです。
話にほぼ共感できなかった。
ブラック企業のせいで精神を追い詰められ彼女にモアハラを繰り返すようになった男の話だと思うんだけど、役者仲間への嫉妬や宗教など男の生活のなかでは外側の部分にばかり描かれていて、肝心のブラック企業での勤務や彼女との日々がほとんど描かれないので、男の心情心境が何もわからなかった。なぜあそこまで追い詰められても社畜として働き続けたのか、優しい彼女へモアハラを続ける自分自身に罪の意識があったのか、等、本来知りたいことが何もわからなかったなぁ。
単純に、追い詰められる前に転職してもっと緩い職場に主人公が務められていたならこの映画で描かれる問題は何も起きなかったのでは、と観えてしまう。という事は職場の問題の話?と思うとだいぶ浅く感じてしまう。。
陶芸教室のくだりは実体験?と思える程良かった。。。!
事前情報入れず初日に鑑賞。
俳優である芦原健介さんの主演兼初監督作。監督自身に実際に起こったとあるエピソードを下敷きにしたお話だそうです。

心に抑圧を溜め込みすぎると他人の甘言に簡単に騙されちゃうんですよね。そうなると今まで真摯に付き合ってきた人達の言葉さえ届かなくなってしまう。
このお話の主人公も根はすごく真面目で普通の人。愛する彼女のために、鳴かず飛ばずな役者の道を諦めて安定した職につくことを選ぶぐらい。でも彼の心の中では役者に対する断ちがたい未練があって、心に蓋をしたまま誰にも言い出せず鬱屈だけを溜めていってしまった。早い段階で1番そばにいる同棲中の彼女に素直な心情を吐露出来れば道は開けたのだろうけど、気づいた時には深みにはまって抜けなくなってしまった。

辛い時ほど心に溜め込まないで、ちゃんと言葉にして周りに伝えるって大事なんだなって改めて思いました。そして辛い気持ちを言葉にしてる人に対して黙って話を聞いてあげることも。
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