僕は猟師になったのネタバレレビュー・内容・結末

冒頭、罠にかかった猪を叩き伏せる場面で何が作用したのかわからない涙がたれてきて、口の中にいやな苦みを感じた。少しして吐きそうなのだと気付いた。
命をいただくということ。
わかったようなことやそれらし…

食肉はスーパーで目にする時と原型が最もかけ離れた食材ということで、食べる人の食への意識を鈍くさせるものではないかという話をしていたなとか思い出した
屠殺は割と映像で見られるけれど、猟の中で命を取る描…

銃では無く、罠による狩猟。　害獣駆除では無く、『全部いただきます』が根っこにある狩猟。　都会と田舎の間での暮らしとあるが、丸っぽ田舎での暮らし。　私自信、田舎の出身なんでわかるけども、憧れでも何でも…

劇場2021-6 KBC

オープニングから衝撃的な映像！
食という生命の根源と人間の業に関する問題を掘り下げ、しかも現代社会と野生動物との関わりや向き合い方を扱った意欲的なドキュメンタリー作品。N…

猟師とは長細い銃で遠くの獲物を狙うモノだとの先入観が壊された。
相当興味深いドキュメントであった。
獲物の息の根を止めるシーンは、対象は違えど、リアクションや断末魔など、ホラー映画のシリアルキラーの…

狩猟に携わる身としては、ここまでリアルに描くかと言うのが第一印象。子宮の話や声に関しては正直驚き。
また、狩猟と言っても千松さんと獣害対策チームでは違った描き方をされている点も大事だと。焼却炉から遺…

鹿が止め刺しされる直前、キューン！て悲しい声を出したのが心にズシンと響いたんだけど、その後見た害獣焼却炉で何十頭もの猪や鹿が食べられもせずただ焼かれて産業廃棄物として処理されていく方がもっと心が痛ん…