アイヌモシリの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『アイヌモシリ』に投稿された感想・評価

ふ

ふの感想・評価

2.8

ドキュメンタリーぽくて、ちゃんと考えられたのかなっていう配慮
大人は伝統文化を遺さないと失うことを知っているし、子供は押し付けられたくないのと現代の価値観に挟まれていることを知れた
ビデオ映像がちゃ…

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ay

ayの感想・評価

3.9
半ドキュメンタリー的な。北海道はその昔アイヌモシリと呼ばれるアイヌの土地だった。イオマンテはゴールデンカムイで読んだなぁ…。
kao

kaoの感想・評価

4.0

公開時に時間が合わず劇場に行けませんでした。ようやく配信で視聴。
半ドキュメンタリー映画って感じなのかな。

カントの表情にずっと惹きつけられた。お母さんの優しさが滲み出た佇まいも好き。

「日本語…

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ri

riの感想・評価

3.9
儀式を通して飼っていたクマを殺す、イヨマンテ。
誰が殺したかわからない、ありがたみも持てない市場の肉。
アイヌの文化をあえて取り入れる複雑性。

だいぶ前に録画してたやつ。

フィクションとドキュメンタリーを往き来しつつ、アイヌコタンで育つカントの眼差しを通して、紛れもない「生活」を一切の誇張無しに描いている。
冒頭、カントは洞穴を見つめてい…

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国内の異文化を知る貴重な一本。ドキュメンタリーと言っても良い。文化は、「良い悪い」で理解できるものではない。そんな簡単なことではないことを、教えてくれる。

多数派民族の文化とは違い、少数民族の文化は一人ひとりが決心して遺そうと努力しなければ簡単に失われてしまう。

主人公のカントくんの強い意志を感じる表情が印象に残る。

本で見たアイヌの言葉や文化をこ…

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9

9の感想・評価

5.0

カントや熊の眼差しが印象的。
熊を射る役割を担っていた大人たちも、かつて子供だった頃はカントのような葛藤を持っていただろう。
ドキュメンタリーを観てるような感覚。山女の監督か…この方の作品もっと観た…

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どちらを肯定するでも否定するでもなく、
今この時代と、アイヌのコスモロジーとの、あいだにある、いささかぎこちなくなってしまうような部分が、まさに、その狭間に立つ青年の内面の葛藤として、言葉少なに、美…

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アイヌについてもイオマンテについても前知識のなかった自分に、強烈なインパクトを残した作品。伝統儀式と現代と大自然の絶景と。多くを語らず映像で静かに見せる。阿寒に行ってみたくなった。

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