2つの(社会)問題を混同して扱っており、芯の部分は全然違うのになんとなく同じようなものとしていることに違和感がある。途中会話がちぐはぐになったり、発言の意味が不明確だったり、最終シーンでも単にウソを…
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うーん。扱っているテーマは重く、キャスト陣も好演していた。観ていて心を揺さぶられるシーンもたくさんあった。だが、なんだろう。映画としてよく出来ているかと言われると、首を傾げざるを得ない。
まず表面…
なんか全体的に役者の演技が大袈裟だったような⋯演出の問題かな?
登場人物が全体的に脚本に動かされているというか、ステレオタイプで薄っぺらに見えたかな⋯。キャラ付けが割と適当というか。
生活保護問…
小説が原作なんだ。
震災被災者と生活保護受給の不正や貧困問題がテーマ。現在もまだまだ震災の被害が色濃く残る地域が多くあるなかで、2021年に公開って、今考えてみると早い気もするけど、10年の節目とし…
生活保護制度に深く切りこんだ、考えさせられる一作だった。
一方、せいじ演じる不正受給者がいるのも事実。
実際、自分の住む地域の保護課の職員は、自宅を訪問する際は必ず2名で行動すると聞いている。ある種…
難しい問題。
気持ちはわからなくもないけど、自分もその仕事をして、規定というものを超えての保護が難しいということもわかったはずで。
清原果耶、阿部寛は素晴らしい。永山瑛太はほんの少しの出演だけど怪演…
映画「護られなかった者たちへ」製作委員会