ケイトウィンスレット×シアーシャローナン
題材的にどうしても昨年の大傑作『燃ゆる女の肖像』と比較せざるを得ないけれど、演技のアンサンブルという点では負けてない。
イクチオサウルスの化石をスクリーン…
静かで、暗くて、美しい。
ケイトウィンスレットはどうしてこうも魅力的なのだろう。
確かに、2人の関係が発展していく過程は正直あっさりしているし、そこに時間は費やされていないぶん、成り行きに違和感を覚…
このレビューはネタバレを含みます
事後、メアリーがめちゃくちゃしょーもなくてお下品なのになんだか聡明さが窺える親父ギャグを言っていたところがすごくよかった。
メアリーがすごく自立しているのとシャーロットの奔放さが新鮮に愛しくてどん…
心を閉ざす経験は、時間の長い短いに関わらず良くあること。大切なのは、その解き方。何かのきっかけで心を閉ざした2人の女性、いいや、人。出会いにより、マイナス掛けるマイナスがプラスとなり、それぞれの心は…
>>続きを読む閉ざされた心の解放と進展を描いた濃厚な人間ドラマで、設定上『燃ゆる女の肖像』と被る部分が確かにありますが、ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナンの最強タッグは類稀なる上質感を醸し出します。
…
はやくも今年ベスト決定かもしれない
波の音、衣擦れ、掘る、書く、愛撫する音…
ほとんど音楽は流れないのにも関わらず作品に引き込む音響の仕事は凄い
しかし、ミュートで観たとしてもこの作品の価値は落…
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