『アンモナイトの目覚め』
陶器のオブジェ
ノートに描かれた化石の絵
心を閉ざした貴婦人
本作は予め多くのものを隠してある。それ故に見えないことや分からないことだらけだ。
それらを化石を見つけ出…
孤独な古生物学者と、深く傷つき療養に田舎町へやってきた女性が出会い、関係を深める話。
「燃ゆる女の肖像」の劣化版、というレビューを事前にみたことがあり少し不安だったが、とてもこの監督らしい作品になっ…
舞台は1840年代のイギリス🇬🇧の海辺の街
母と二人、土産物のアンモナイトを売って暮らす古生物学者のメアリー(ケイト・ウィンスレット)と、その地に夫と訪れた、心に影がある女シャーロット(シアーシャ・…
燃ゆる女の肖像はグッときたし大好きな映画だからどうしても頭によぎるんだけど、この作品も好みだった。たぶん、これくらいの時代の衣装と屋敷の明るさの感じと大西洋の荒れた海が好きなんだと思う。
カット割…
ここまでゴツく地味なケイト・ウィンスレットは見たことがない。どこから見ても田舎の海辺の小さな町で化石を掘る中年女性。
その彼女が、都会から来たお嬢様であり奥様のシアーシャ・ローナンと特別な関係になる…
気になる映画は公開日に見るに限る🥺
2人の時間が尊すぎて、息が止まりそうになった
観る前から思っていたけど、
想像以上だった😭好き もう一回観たい
音楽がほとんどなく静かで、聞こえるのは、
炭 蝋…
初日劇場鑑賞。
嗚呼フランシス・リー監督が描く世界観が好きだ、と再確認。
台詞が抑えられた中、行間を読み取りながら自然が奏でる音色で紡がれていく映像と物語。
2人の演者の確固たる演技力を堪能し、その…
このレビューはネタバレを含みます
生活のため化石採集をするメアリーと裕福な収集家の妻であるシャーロット。
互いに唯一の価値を見出し繋がりを深める過程の繊細さといったら(ため息)曇天と蝋燭の薄明かりのもと、徐々に愛の姿が形づくられるも…
19世紀英国の小さな海辺の町。人を避け静かに暮らす古生物学者メアリーと裕福で屈託ない若妻のシャーロットが出会う。
掘り出された化石の如く、徐々に本来の輝きを取り戻し、新たな自分を見つけ煌めく時間が眩…
海辺を歩く2人
聞こえてくるのは波の音だけ
青白い顔で抜け殻のような
彼女はメランコリー
わたしはずっと独り
夢の中では愛されているのに
目が覚めると泣いている
2人を隔てるのは、大切な記憶。
…
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