黒沢清監督作品!
1940年、太平洋戦争間近の神戸
異国情緒溢れる街が舞台とあってミステリアスな物語がよく似合う(^^)
兎にも角にも蒼井優と高橋一生の熱演に物語に引き込まれ不穏な空気が漂う画作…
第2次対戦下、満州に渡った実業家が日本軍の非道行為を目の当たりにして、アメリカに告発しようと試みる。その男と妻の物語。
この作品を作る意義だったりがあんまり見えてこず、内容的にもそこまで新鮮なもの…
初めての黒沢清作品。
日本がまだ西洋の文化を取り入れた頃、外国からの知識や文化といったものは国による統制を受けていた。
そのなかで、満州に渡り異国の病気について知った男(一生)は国に対する反逆的行為…
これ、映画館で見逃したのを大後悔。つまり、大傑作。参りました。
私は、黒沢作品は、学生の頃、『CURE』を映画館で見てぶっとんでから、『トウキョウソナタ』までは、全作品、映画館に見にいっていたほど…
1940年、満州で日本の残虐行為を見てしまった優作は世界に公表しようとする
妻は何不自由無い今の暮らしを壊したくない+国を裏切りたくないと反対する
安全な所から眺めていると優作が正しいと思えるけれ…
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