舞台を見ているような、そんな感じ
不正義の上で平穏を守るのか、犠牲を厭わず正義を守るのか、自分なら見逃せない悪を前にどっちを取るだろう
信じるということとか、狂ってないと思ってること自体が狂って…
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U-Nextで鑑賞。
なかなか重たい映画でした。前半はスリル感じますが、後半は戦争も厳しくなり、かなり重たくなりました。高橋一生さんと蒼井優さんの会話が演劇を観ているようです。
第二次世界大戦中…
マトリョーシカ式になっているフィルム関連のシーンで、「ミリタリー物」というより「ミリタリ映画」物としてやりたいのかなと考えるなどした。731部隊の話は結局本筋じゃないものね。良いシーンばっかりなんだ…
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最後、優作は聡子を裏切ったのか守ったのかわからないなー
愛に盲目になって突っ走る蒼井優
ずっと胡散臭い高橋一生
優しいふりして冷酷無慈悲な東出昌大
飄々としたちょい登場の笹野高史
聡子は夫と秘密…
芸達者な役者さんたちのおかげで
舞台のような台詞や身のこなしを楽しめた。
妻聡子(蒼井優)が夫優作(高橋一生)にゾッコン&ほの字(死語かな)なのはわかったけど、幼馴染の憲兵(東出昌大)に送っていた…
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そうだよね、そうだよね、と進んでいく中思いもよらない終わりで、虚無感を得ました。
戦時は生きる人々がどう終わりを迎えたかも分からないほど、そんなことは些末なことだと示されるように死と隣合わせで情報伝…
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