初カイヤット
そんな突飛なことはしていないけど、シーンのつなぎ方や見せ方が自然で上手なので、こちらまでざわつき喉の渇きを感じてしまう。「何も答えない相手が明らかに敵意を持っている」というスジは『激突…
いつまで経っても終わりの見えない無限地獄のような間接的復讐に息苦しさを感じました。素晴らしい絶望感。
希望を持たせてから絶望に落とす描写がとにかく秀逸で、『恐怖の報酬』に似た厭な感じを味わうことがで…
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理由は当然示唆されているんだけれども、
ボルタクがそれを口に出すわけじゃないし、
敵意を向けてくるわけでもないから、
何故こんなことになってるのか理由がわからない。
ボルタクが何を考えてるのかわから…
『父、帰る』に続き体力的にきつい映画。
あまり名前の聞かない監督だけど、ヴェネチア金獅子を初めて2回取ったすごい人。
『ケープ・フィアー』みたいなプロットだなと思ったら、まさかのメンタル地獄だけ…
いやぁ、何とも怖い復讐劇。永遠に続くような復讐に、絶望を感じる映画だった。
舞台が水も無いような荒野が多くてミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画のようでもあり、果てしなき荒野が逆に「広大な密室」…
このレビューはネタバレを含みます
・下手だけど内容まとめてみた:
フランス人医師バルテルが非番の日に訪ねてきた患者の診察を拒否し病院に行くことを勧めた結果病院の医師の誤診で患者は死亡してしまう。研修医から「先生なら助けられた」と言…
このレビューはネタバレを含みます
漫画家のつげ義春が何かで取り上げていたので鑑賞。
あの家族の白々しい態度、ヒンヤリとそれでいて拒絶に至らない距離感。
全てが絶妙に気持ち悪くて、ずっと白い蛇がウネウネ動いているかのような映画だった…
医師の堂々たる姿から
ボロボロになりながら生命を渇望する姿へ
変貌が深い内面描写を物語っています
怪しげで影のある存在と深まるアウェイ感
壮大な山々のショットを渇きが絶望な風景に見せる!観ていて喉乾…