ダイジェストととして扱われるスピード感の中に埋もれそうになる、眠る娘の頬に涙が落ちて、画面の上から泣いてる母親が出てきてキスするみたいな美しいショットがあってよかった。
大きなアメリカ近現代史を地方…
南北戦争後にニューヨークからネブラスカに移住して銀行経営を始める夫妻の一大叙事詩。
85分と短く、さくさく進むストーリー。
主演リチャードディックスは祖父と孫を演じる名演を魅せる。
上り詰める米国…
南北戦争直後の1873年恐慌から1929年ウォール街大暴落直後までを駆け抜けるある男(リチャード・ディックス)の一代記。NYからGo WestしてNebraskaに辿り着く間に強盗団に襲われて肺に弾…
>>続きを読む省略とダイジェストで3世代を駆け抜ける。硬貨のタワーの積み上がる様と崩れる様のポジネガの運動は、強盗の登場と最期の運動でなぞられる。船上の格闘で撃たれる時の間が面白かった。汽車の事故とその後の一連の…
>>続きを読むこれは半端じゃない怪作にして傑作!
とにかく速い、ダイジェストにならざるを得ない筋を逆手に取って爆速シュールギャグみたいな映画にしている。
船上でのキス(枝がバシバシ顔に当たってる)→襲ってきた賊…
前年に同じくリチャード・ディックスを主演に製作された『シマロン』の二番煎じ、と言ってしまいたくなるが、あちらより30分以上短い。86分でたどるアメリカ近現代史……ということでせわしい話になるかとい…
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