現実と夢、男性優位社会。
ウルリケ・オッティンガー。
個人的には二年程、本アプリにてブックマークで寝かせていた作品である。
此処でも様々にレビューされている作品であるので、個人的解釈のみ記す。
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「ベルリンの片道切符。酒を飲みまくるぞ」と決めた裕福な女が、本当にただただ酒を飲みまくりへべれけになっていく話。なんだけど、ベルリン空港からいささか様子がおかしく、「現実」に到着しました…なんて言わ…
>>続きを読むひとつひとつのシーンが絵画のように印象に残っている。
ところどころ意味のわからないカットがあって、それもまた絵画のよう。
美術館で、なんなんだこれはと思う感じと似ている。
ほとんどセリフがないのに主…
グラスが投げられ、大破することで寸断される快楽の時間。そもそも理解を求めてない自己満映画なんだろうが、ちゃんと感覚的に面白いと思えるようには作られてる。
冒頭の空港と奥行きのない足音はモロに『プレ…
Bildnis einer Trinkerin, Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger