久々に投稿します。
こういう映画に点数をつけるのは不遜でしかない気がするが、監督自身「おもしろい映画でなければならない」と言ってるので、点数をつけます。
ただ、とにかくすごい。
6時間、色々な人が言…
2022年の初詣は『水俣曼荼羅』。
徹底的に「人間の感情を撮り尽くす」原一男監督の真骨頂といえる作品だと思う。
原因企業や国、県が被害の大きさや加害責任を直視しないために発生から長い時間を経てなお、…
「感覚障害」の一言では片付けられない。美味い物を食べても、いい女や男と寝ても、ほぼ何も感じることもできない。それは尊厳や文化を奪われるということ。観る価値はある、ただ6時間は観る人を選ぶ。そしてまだ…
>>続きを読む備忘録
第1部 病像論を糾す
関西訴訟の勝因は新説「脳の中枢神経説」が採用された点にある。
ハンセン病などと同じく末梢神経に発症すると思われてきた水俣病の認定基準が覆ったことで、これまで国に無視さ…
第一部
水俣病関西訴訟で最高裁で勝訴したところから映画は始まる。そして、小池百合子による謝罪。そこからは裁判で勝訴するポイントとなったこれまでの末端神経障害だとする説をひっくり返す脳から来る中枢神経…
県や国の偉い人は入れ替わることができるけど患者被害者は一生苦しんで生きていかなきゃいけないのに最低限の保証も受けられない、認めようとしない、頑なに謝罪しようとしないのってあんまりだと思う。
偉い人た…
絶対に観てください。
絶対に観たほうがいい。
原監督、人間を人間のままの姿で撮るのがうますぎる。
水俣病でありながら患者認定されず、保証もなく苦しんでいるたくさんの人たちの姿が切なかった。
国(環…
長いけど最後まで観てしまった。笑
原監督はちゃんと人間を撮ってるって感じするな〜出てくる人みんなキャラが強い。
水俣病について知らんことだらけやった。
学者の人が唱えてた、水俣病は人間としての尊厳、…
3部構成実に6時間に渡り未だ救済され終息することのない水俣病被害者の苦しみや闘いが収められている。水俣病は過去のことじゃない、現在進行形で苦しみは続いているということを私は本当は理解していなかった。…
>>続きを読む©︎疾走プロダクション