このレビューはネタバレを含みます
第1部 病像論を糾す
関西訴訟の勝因は新説「脳の中枢神経説」が採用された点にある。
ハンセン病などと同じく末梢神経に発症すると思われてきた水俣病の認定基準が覆ったことで、これまで国に無視されていた患…
第一部
水俣病関西訴訟で最高裁で勝訴したところから映画は始まる。そして、小池百合子による謝罪。そこからは裁判で勝訴するポイントとなったこれまでの末端神経障害だとする説をひっくり返す脳から来る中枢神経…
U-NEXTでは三部に分かれていたけれど、
夕食を挟んでちゃんと一日で見ました。
本当に6時間が長く感じなかった。
ぜんぜん飽きずに見続けられるのは、
水俣病ていうものがさまざまな時代を経て
いろ…
笑いあり。涙あり。怒りあり。悠久あり。
義務教育をそれなりに受けていれば、四大公害の中の水俣病を耳にしたことはあるはずだ。ただ、その水俣病の経過、現在の様子というものを聞いた記憶はない。もしか…
そりゃ長いが、立体的かつ、取材した20年をかなりコンパクトに描いてあるため全く飽きなかった。水俣を撮り続けた土本さんについての言及も。一人一人だけでもややこしい人間模様を「曼荼羅」としたタイトル、原…
>>続きを読む(すみません。レビュー、かなり長いです)
水俣病をそのまま描くのではなく、それに関わる人たちを描くことでその姿を浮き彫りにしてみせたドキュメンタリー。
身体が不自由で痙攣し、まともに話すこともでき…
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