懐古主義というわけではないが、ほぼ同じプロットをたどるだけではやはりヒッチコック版には敵わない。
"レベッカ"という名前だけしか出てこない前妻と、名前のない主人公の対比構造としてもあまり上手くいって…
このレビューはネタバレを含みます
2022年の初見7本目。
昨年1月にヒッチの「レベッカ」を見たばかりで深く覚えていたので、内容は同じ小説をもとにしているから、同じ話になっているはずなのに(年代舞台設定は同じ)
これはいかにも「…
話の筋書きがとても良く出来ていて先の展開が全く読めないまま進んで行く。それぞれの感情も人格も十分すぎるほどに描けているしサスペンスとしてはなかなか見応えがあった。
ただ後半になって少し駆け足な感じも…
ホッパー夫人の付き人としてモンテカルロを訪れた主人公は、偶然知り合ったマキシム・ド・ウィンターと恋に落ち、そのまま結婚する。マキシムの豪邸に引っ越すも、主人公は1年前に亡くなったマキシムの前妻レベッ…
>>続きを読むデュ・モーリアの小説は自称文学少女の私が11歳の頃、あまりの面白さに一気読み、子供心にマンダレーはミステリアスで不気味で興味深々でしたね。
小説の主人公”私”のイメージが地味で内気、さしたる取り柄…
新妻が暮らしはじめたお屋敷で
亡くなった先妻レベッカの影に苦しめ
られる話。
前半は当時の時代のファッションを
楽しめたし着こなしが可愛い。
格式あるお屋敷の意地悪な家政婦長の
役柄が似合ってる…
付き人としてモンテカルロに滞在中のわたし。
資産家マキシムと結婚し英国の屋敷に引っ越してくるが、事故死した前妻レベッカを敬愛する使用人の態度に心身が衰弱していく。
クリスティン・スコット・トーマス演…