レイチェルの作品情報・感想・評価・動画配信

『レイチェル』に投稿された感想・評価

marri

marriの感想・評価

4.4
見る人によって解釈が変わる映画だと思います。
登場人物の心情・構成等、読み取るのが大変難しい映画でした。
面白かった。「レベッカ」の原作者でもあるダフネ・デュ・モーリアの小説「レイチェル」の映画化。

19世紀中盤のイギリス、両親を亡くしたフィリップは歳の離れた従兄弟に育てられ、その従兄弟がイタリアに渡り結婚したという知らせ。
しかし、その後不幸が起こり、そこには従兄弟の妻レイチェルの影が……!?

偶然にも(?)レイチェルを演じるのはレイチェル・ワイズ。静かにしたたかに魔性の女っぷりを漂わせながらも清楚さも兼ね備え、ナイスキャスティングだった。

自分を育ててくれて慕っていたアンブローズが亡くなり、ただでさえショックな状態に追い討ちをかける不審なメッセージ。

もう見ている側はレイチェルがどんだけ悪女なのかと気が気じゃないのだけど、イメージとは裏腹に素敵な女性だった。それでもここまでに描かれた情報があるから警戒するよね。
完全にサム・クラフリンが演じるフィリップと同じ視点になってた。

レイチェルは皆が言う通りの女性なのか?それとも本当は違うのか?
謎だらけのレイチェル像をフィリップとともに解いていく感覚。

しかしこれすべてがフィリップ視点で語られる回想。
もしもレイチェル視点だったら?
もしもフィリップの幼馴染みのルイーズ視点だったら?

語る者、見た者によって記憶は変わってくるものだから、これも違う者が語ったら全く違う印象になるかもしれない。

不信感と愛情の間で揺れ動く若者フィリップ役にサム・クラフリンがぴったりだった。若さゆえ、恋は盲目的な無謀な行動に出たかと思いきや疑心暗鬼で悩んだり。あのキャラクターももう少し大人だったらまた話は変わってくるだろうね。

コメント欄にメモあり👇
SRLF

SRLFの感想・評価

4.0
絶対に原作はダフネ・デュ・モーリエだろうな、とすぐに分かる作品。レベッカと雰囲気が似ており、こういう女性像を描くのが、本当に上手なんだろうな。そしてこの役を演じられるのは、そりゃあレイチェル・ワイズだろうなぁ、と納得のキャスティング。サム・クラフリンは主人公フィリップを演じるには少し年が上かな、と思ったが、レイチェルにコロッと惹かれ盲目的な恋の熱情に駆られる様を見事に演じきっていた。ヒッチコックや本作の過去の映像化作品からも、モーリエの作品を現代で映像化することはとてもチャレンジングだと思うが、二人、特にレイチェルの演技力と美しい風景や宝石、その描写で素晴らしい映画作品として昇華していたように思う。解釈や答えを与えず、観客に委ねる作り方は、文学好きとしては最高の作り方。さすがサーチライト、と思える作品でした。
魅惑の女性レイチェルをレイチェル・ワイズが演じる・・・✧︎*。

お相手フィリップ役はサムクラフリン✨

〝妻のレイチェルが私を殺そうとしている・・・〟ある日、従兄弟からフィリップに届いた手紙📩

レイチェルが従兄弟を追い込んでいると思い込み彼女への復讐心で燃えるフィリップ‼︎‼︎

そんな彼がレイチェルに会って・・・

コロッ❤️←掌返しが凄い😂❗️笑

それくらいタダならぬ魅力を放つレイチェルってことよね( ⌯᷄︎ὢ⌯᷅︎ )💕❃︎❃︎❃︎

ネモフィラ畑(?)のシーンはとっても美しかった😍💐

ラスト。。。そっか。。。
s

sの感想・評価

3.0
「女王陛下のお気に入り」でレイチェル・ワイズに惚れたのでこちらを鑑賞。

育ての親である従兄弟が急逝し、彼を殺したかもしれない疑惑の未亡人と同居することに。復讐を企む主人公だったが、魅力的な未亡人に次第に……ではなく、会った瞬間にほだされてます。
いくらレイチェル・ワイズだからって、あまりのチョロさにびっくりした。
小悪魔なレイチェル・ワイズを観るための映画でした。

ウォッチリストはまだ消化しきれてないけど、dtvはこれで解約。
toki22

toki22の感想・評価

2.6
本性

父親替わりだった従兄弟が、病気療養先で未亡人のレイチェルと結婚する。しかし、ある日受け取った手紙には、主人公に助けを求める内容になっており、あわてて駆けつけてみるとすでに従兄弟は亡くなってしまっていた。もしかしたら、レイチェルに殺されたのでは、という疑念を持ちつつも、次第に従兄弟の妻に惹かれていってしまう主人公のおはなし。

レイチェルは何者なのか。作品の中で明かされることはありません。様々な行動を匂わせで描いていますが、結局、レンチェルの本心を図ることができません。そのため、視聴者としては、かなりモヤっとした気持ちになってしまいます。途中までの展開はいかにも的なパターンで進みますが、最後の革新部分は謎で終わってしまうので、消化不良感は否めませんでした。

救いは、レイチェル・ワイズの演技力ですね。善悪のどっちとも取れる妖艶な美女を、そつなく演じていました。

作品として、少しだけ楽しめました。
桜

桜の感想・評価

3.0
恋は盲目。

周りが止めたのに聞く耳持たず。

フィリップは結局騙されていたのかな🤔?
nao

naoの感想・評価

2.5
率直な感想としては観た後は
モヤモヤした気持ちになります
ハッピーエンド好きな人には
お薦めしない作品です

女に騙されたのか
それとも愛されていたのか
人によって解釈が分かれる作品でした
フィルマークスでは評価高くないし興行的にも散々だったらしいけど、非常に見応えある。

ヒッチコックが映画化した『レベッカ』と同じ原作者繋がりで鑑賞。
『ファントム・スレッド』の一部元ネタのようでなるほど。

最近、レイチェル・ワイズの映画をよく見る。『ブラック・ウィドウ』『女王陛下のお気に入り』の方が悪辣で魅力的な感じがした。

映像がどこを切り取っても綺麗で素晴らしい。日本の映画でここまでさり気なく美しいカットを繋いでいく映画が無いのなんでだろ? 予算の問題なのか、技術や人材が足りないのか。

主人公はマザコンを拗らせちゃったお人好し。でもわかるよ。レイチェル・ワイズだもん。旦那さんのダニエル・クレイグとお似合いすぎる。

この原作をヒッチコックが映画化してたら、『サイコ』とか『見知らぬ乗客』みたいなサイコパス映画が誕生してたのに!と夢想。きっと『断崖』みたいなサスペンスに仕上がったのではないだろうか。

レイチェルの言動全てが本音とも演技とも受け取れて、解釈の仕方が観る人それぞれに開かれてる。
純粋に夫を愛した清らかな女性とも解釈できるし、遺産目的で夫を毒殺し、幼稚な主人公を罠にはめようと、清廉潔白な未亡人を演じている悪女にも見える。だとしたら超怖い女。

ところどころ、主人公の女性蔑視的な言動を見せて、それに反発するレイチェルは『レベッカ』にも通じる原作者の主張と受け取れる。
当時、女性に遺産相続の権利が認められていなかった背景を知ると、女性の境遇が魔女だの悪女だのアバズレだの、後ろ指指されていた悲惨な時代がうかがい知れる。
わかりやすい展開かと思いきや、ラストでなんとも言えないモヤモヤと謎が残る。見せ方の上手な映画。原作も読みたい。結局、相手が善人か悪人かなんて、判断する側の主観によってのみ決められるもので、真実なんて存在しないのかもしれない。
>|

あなたにおすすめの記事