リトル・フォレスト 春夏秋冬の作品情報・感想・評価

上映館(6館)

リトル・フォレスト 春夏秋冬2018年製作の映画)

리틀 포레스트/Little Forest

上映日:2019年05月17日

製作国:

上映時間:103分

あらすじ

「リトル・フォレスト 春夏秋冬」に投稿された感想・評価

ぴぃ

ぴぃの感想・評価

4.0
いい気候ときれいな空気を味わいながら森林浴をしているかのようなすがすがしい気分になる映画。

何の予備知識もなく見たので原作が日本の漫画で日本で映画化されていることも知らなかった。
深夜食堂のように上手にリメイクされているのだろう。なぜかというと深夜食堂もこちらも料理がとても魅力的に見えるから。
主人公が土地で取れた作物を使って料理を作るシーンが物語の重要な役割を担っているのだがその作業とそれを美味しそうに食べるキムテリを見ているだけで面白くて幸せな気分になる。

季節と共に4回クランクインしてクランクアップしただけあって韓国も日本と同じように四季がある恵まれた国なのだと感じられる美しい映像だった。

2人の友人とのやり取り、次第にわかっていく母親の真意、どれも心地よく心に響いた。
また観たくなる映画だと思う。
待ちに待ったキム・テリw

韓国版も良い!日本版に通底する癒しを存分に感じれたのがまず嬉しいしドラマ増しで多少改変もあるけど生きるために食す敬意や慎ましさ、上品さが受け継がれてた。橋本愛に負けず劣らずなキム・テリの柔らかさ、コミカルながら地に足を着けての私の生きる道が心地良い!

2部作だった日本版のゆったりとした季節の移ろいに比べるともちろんテンポは良いけど駆け足な感じはないし、友との語らいや母との記憶なども終始ほんわか。トッポギにマッコリと馴染みあるものからそうでないものまで目で味わう韓国料理も堪能できる。素敵な映画です。

田舎の豊かな自然に美味しそうな料理、そしてキム・テリ!要するに無敵w調理の手際の良さや惚れ惚れするような食べっぷりと嫌味のない癒しの美しさをこれでもかと堪能できる!
リュ・ジュンヨルの素朴な好青年っぷりもとても素敵だったしオリジナルに忠実なリトル・フォレスト。ドロドロの無い韓国も良いw
IPPO

IPPOの感想・評価

4.2
かんぺき。

橋本愛主演 日本版も劇場で観ました。
好きな作品です。なのでこれは韓国映画として…というより好きな日本映画のリメイクとして楽しみました。

娘が大人になったのを見届けたかのよう出て行ってしまった母。都会の生活に疲れ、地元に逃げ帰ってきた主人公。
このヒューマンドラマが韓国版の方が強く打ち出されていて上手いなと思った。韓国の方が地方出身の若者が都会で1人で生き抜くのはシビアなはずだから。
そして日本よりも「食べること、料理すること=生きること、穏やかな心で居られること」という意味合いが韓国の方が若者であってもしっくりいく気もした。

すっぴんでもバンバン勝負出来るキム・テリの存在感よ…韓国映画界の宝や〜。
ジュンヨル君、珍しく真面目好青年役で良し。都会の苦悩、田舎での戸惑い、自分らしく生きることに迷うナチュラルな姿が2人とも抜群に良かったな。

さぁさぁ、日本版久々見返すかー。
O

Oの感想・評価

3.7
視界いっぱいに広がる大自然。体の中から毒素が抜けていくような。
お腹が空く。とにかくお腹が空く。こんなに食べたいと思う料理が多い映画も珍しい。特に白菜のチヂミ、山菜、花の天ぷら、コングクス、自家製マッコリ。韓国版ならではの料理になってたのが嬉しい。料理シーンの手際の良さがまた心地良い。

ソウルで何一つ思い通りにいかなかったへウォンが故郷に戻り、冬を越し、春を迎え、夏を過ごし、秋の実りを感じ、満たされていく。日々の生活をしながら自分の生き方を見つめ直す。

都市と地方を比較出来たから改めて気付けるものがあったんじゃないかな。母親役のムン・ソリが娘に宛てた手紙で「ここが居場所になれるように」って。やっとしっくりした。

日本版と違って季節がぎゅっと盛り込まれていたからか物足りなさはあったかも。どうせなら無理は承知でこの俳優陣なら二構成であればより良いものが出来たに違いない。

キム・テリ、リュ・ジュンヨルこれ以上の適役はいないんじゃないだろうかってぐらい良かった。二人のかわいさにほっこり。オグもかわいかったな〜

体は疲労、心は健康。リュ・ジュンヨルのさりげない言葉を胸に刻む。
skysoi

skysoiの感想・評価

4.5
癒されたーーー。自然も料理もとても美しく。変にドラマチックでもなく。良い映画でした。
今作のオリジナルである橋本愛と松岡茉優の日本版も春夏と秋冬と以前に見ましたが、内容も雰囲気もとっても良く似ていました。
海を隔てた向こう側、同じ東アジアの日本と韓国は、田舎の農村の風景もそっくりで、出てくる料理が韓国料理やマッコリがあったり、家が韓屋であるという違い以外は、季節の巡り方も穫れる野菜も生きづらさも同じなので、ほんとに近く感じました。

恋愛も就職も上手くいかずに逃げるようにして故郷に帰ってきたへウォンが、故郷の家に帰ってきて、ほぼ自給自足のような生活をしていく中で、自分の中で受け入れられずにわだかまっていた母親のこと、自分のことをゆっくりと受容し、大人になっていくという話です。

まあ実際の田舎の農業しながらの生活はもっと厳しかったり泥臭かったりするのでしょうけど、そこは日本版の橋本愛ちゃんもそうでしたが、キム・テリちゃんがするからなんとも爽やか。

新しい命が芽吹く春、厳しい暑さにも潤いを与えてくれる瑞々しい夏野菜の実る夏、山の恵みや稲が実る秋、雪に覆われ、野菜や果実に甘味をもたらしてくれる冬。
巡る季節とともに自然からの恵みを美味しくいただくとびっきりの贅沢!
そして、それぞれの季節を豊かに過ごしていく知恵を伝えてくれたお母さんとの思い出。

ひとりで生きていくってどういうことなのか、一度きりの人生を大切に生きるとはどういうことなのか、豊かな自然とお母さんの教えがへウォンを導いてくれる。

一足早く自分の生き方を見つけた幼馴染の存在もとても素敵。
田舎には田舎の大変さもあるだろうし、美化されてるとわかっていても、自然とともに生きることの豊かさを感じるし、羨ましくもあります。
絶対マネできないけど…。

へウォンが作る料理がどれもこれもほんとに美味しそうで、めちゃくちゃお腹が減りました。
干し柿もお好み焼きも日本でもお馴染み。
トッポギやマッコリも美味しそう!

美しい自然と美味しそうな料理の数々、そばにいてくれる友達の存在、お母さんとの思い出に癒されました。

たまにはどぎつくない優しい韓国映画も良いんとちゃいますか。

56
moko

mokoの感想・評価

4.6
作ってる料理全部美味しそう!!
ジャガイモパン食べたい。
クレームブリュレつくってみたい。
ムン・ソリの美しさは言うまでもないけどキム・テリ可愛すぎる︎💕︎💕
四季折々のほんものの風景、自然がそのままスクリーンに感じられてリフレッシュできた気がする。。映画館でたら都会すぎてうるさってなった。
日本版も原作も知らないからなんとも言えないけどすごく良かった!!
ほんとなんてことない話なんだけど、惹き込まれる✨
nishiyan

nishiyanの感想・評価

3.9
原作とか日本版は知らん。
都会の生活に疲れ、生まれ故郷に戻ってきたヒロイン。冬から春、夏から秋へと季節は移り、再び冬へ。生まれ育った故郷で一年を過ごした彼女が一歩踏み出す決心をするまでの話や。確かに韓国の若もんは大変や。激烈な受験戦争、深刻な就職難とかでほんま息苦しいらしいさかい、こういう映画が求められるんかいな。
セットやCGはいっこも使てない。実際の韓国の農村の四季の風景をありのまま撮影してるわ。丸一年掛けてんな。立派なもんや。単純に風景きれいなだけやあれへん。野生動物の鳴き声、季節や天気や時刻によって変化する日差し、風のざわめき、土と虫、川のせせらぎ、満天の星空。それぞれの自然の匂いやら感触がスクリーンから伝わってくみたいやわ。
テーマやけど、マスコミなんかで取り上げられてる所謂“スローライフ”とか“癒やし”とか“ヒーリング”とかそういうんとは全然ちゃう。都会と比較して田舎ええやろとかともちゃうし、生きるとは何かみたいな大上段の話とも全然ちゃう。
そこにある自然や自分で育てた作物を採り、それを毎日毎日料理して食べるっちうある意味当たり前のことを丁寧に見せて、人が自分の力で生きる姿そのもんを描こうとしてんのやろな。
兎に角ヒロインの作る料理がほんまにええねん。その土地で採れたもんを使て、実に上手いこと料理しはんねん。この料理そのもんが主役やったんかもしれへんな。
それとこの話の肝はやっぱりオカンや。このおかん立派やで。子供にとっていっちゃん大事なこと、「自分の力で生きていく術」をちゃんと教えてはる。勉強させたり、ピアノ弾かせたり、水泳やらせたり、ええ学校行かせたりするんが教育やないで。教育の目的は「子供をしっかり自立させる」ことや。オカンはちゃんと分かったはる。めっちゃ共感したわ。それとこのオカン、どっかで観たと思たら、あれやん、イ・チャンドンの「オアシス」のあのヒロインやんか!ええ役者はどの映画出たかてええ仕事しはんな。韓国の田舎で再会出来るやなんて、なんか嬉しかったな。
ラストもわし好みのラスト。これくらいの余韻がええな。
Oshi

Oshiの感想・評価

4.0
オリジナルを考えなければすごくいい映画だった。

キャベツのくだりとか原作へのリスペクトもありつつ上手くリメイクしたなぁ〜と。

音楽は同じ?って思うほどそのままの世界観

料理は説明するけど、人についてはほとんど説明しないオリジナルと
人については説明するけど料理は魅せるだけの本作。
どっちが好きかは好みだと思うんだけど両方を説明するようなリメイクにしなかったのは自信があったんだろうなと思う
ポスターとか見て一人で写ってるのと三人で写ってるのが2つの映画の違いがモロだなって思う
わこー

わこーの感想・評価

4.5
100%キムテリ目当てで見に行ったわけですが
話のあらすじ的にどう考えても面白くなるわけない()のに、どうしてこんなに面白いんだろ
人、食材、道具、建物、景色、それを切り取るカメラワークと音楽と
一見地味に感じるけど非常に豊かな脚本と
そういう意味ですごい力量の差を見せつけられたというか
「田舎憧れ」に寄りすぎないバランスも良い
韓国語のオノマトペはリズミカルで心地いいんだなあ
イッヌ可愛い〜
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