淡々とした描写の先で、鈍色(にびいろ)のような痛切さを残す作品だった。
同時多発的に、記憶喪失を起こす奇病が蔓延する世界。しかし、いわゆるパニックものとは真逆の世界像が立ち上げられており、風邪かイ…
ところどころに違和感を感じ、医師から出された課題の一つで自分を取り戻す展開が、世界観を保ったままラストを迎えてよかった。忘れる人が身近にたくさんいると、脳がそんな方法もあるのかと偽ってしまうのかな。…
>>続きを読むバットマンの知り合いはキャットウーマンじゃないのか
犬の名前言えたり 林檎買うのやめたり
ちょっとしたところで
もしかしてこの人…ってなるよね
元からあんまり感情を顔や表に出さない人なのかな
…
・「記憶喪失になる病気が流行ってる世界」とだけきいてた
・その病気に罹って自分が徐々に忘れていくのに抗う為にポラロイドで写真を撮る
・抵抗虚しく終盤には全て忘れてしまいそれでも何かしらの思い出の…
穏やかに記憶を失くしている様はちょっと羨ましいし病院が用意した斬新なプログラムに真摯に取り組む姿は微笑ましくもあったが…
だんだんカラクリが見えてくるのであった。
プログラムを自身で打ち切り、再度…
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