栗の森のものがたりの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『栗の森のものがたり』に投稿された感想・評価

ざき
3.6
序盤の大声数字ジャンケン全一おじいちゃんの熱気からは想像もできないほど後半は閉塞感と人間の侘しさ全開だった。
3.6

大戦下・大戦後の東欧の話、とにかく暗い
画面も暗いし、人々が死んだり移民していったり逃亡したりして、登場人物が少ない。経済活動があるのかないのか、ぽつんと残された人々が死を待ってる、みたいな…。
景…

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kaho
5.0
日が昇る前、朝が来る前。
日が暮れる前、夜が来る前。
ひとつ前のさびしさ。
ひとつ前のきれいさ。
zzz
-
贅沢な映像。劇場で見た方がいいタイプだけど、それだと眠くなってしまいそう…肌寒い秋にピッタリ🍂
Maoryu
3.3

1950年代、スロベニアとイタリア国境にある、栗の森に囲まれた村に大工のマリオ(マッシモ・デ・フランコヴィッチ)が暮らしていたが、病気で妻が亡くなってしまう。ある日、栗売りのマルタ(イヴァナ・ロスチ…

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ROHNO
3.8

置き去りにされた忘れられた土地。
という時、一体何に置き去られ、忘れられることを言うのだろう。

実際のところ今の生活は文明の利器に大いにあやかっているのも事実なんだけど、便利な生活にどれだけの価値…

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4.0

フィルムの持つラチュードや暗部の表現力は深く、曖昧な色味の再現力はデジタルには出せない。それは実際の現場のスタッフにしかわからないレベルかもしれないが明らかに違う。最暗部と中間部の露出の撮り方はメー…

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SC
3.5
さびしく魅惑的、なんか良かったな
栗が流れていく川、色気ある
お
-

美しくて息を呑むとはこのこと。音楽もいい!すき!

寂寞とした風景と、そこに流れる時間、現実と非現実の狭間でゆらゆらする心地よさ

大人の絵本のような、御伽噺のような。

なんとも言えない哀愁と、不…

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カメラの構図や色あい、静寂な森、全てが絵画のようでとても美しい
孤独や寂しさは感じつつも童話のような世界感に引き込まれた

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