蝶の渡りの作品情報・感想・評価

蝶の渡り2023年製作の映画)

Peplebis idzulebiti migratsia/Forced Migration of Butterflies

上映日:2025年01月24日

製作国:

上映時間:89分

ジャンル:

配給:

『蝶の渡り』に投稿された感想・評価

戦争と芸術の国ジョージアの戦争を経験した芸術家たちのはなし。

だんだん仲間達が蝶のように飛び去っていくのがなんとも物悲しい。
途中の日本かぶれのところで笑っちゃった。

ソ連から独立したものの政治的に安定しないジョージア(旧グルジア)。画家コスタの半地下の部屋にはアーティストの仲間たちが集い明日電気が切られると言いながらもなぜか憂鬱な感じはしない。みんな中年なんだけ…

>>続きを読む
peeger
4.2

最初から終わりにかけて親しい人がどんどん離れていってしまうという哀愁がよかった
政治、経済という大きな力に変わらざる負えなくなる人間関係がうまく描写されていてよかった
みんながいる時は互いに喧嘩をた…

>>続きを読む
4.3

ジョージア映画🇬🇪は悲劇に喜劇の衣をかぶせたような作品が多い。

72歳の「ナナ・ジョルジャゼ」監督👩‍🦱は、ソ連時代を経て1999年の独立、そしてロシア侵攻から南オセチア・アブハジア併合、現在に至…

>>続きを読む
flyone
-

終映直前に(電車の遅延もあって文字通り)駆け込んで観た。
映画はソ連からの独立が近づくジョージアを記録映像で描くことから始める。レーニン像は倒され、ソ連の象徴が排除されてゆく。記録映像を交えた厳しい…

>>続きを読む
3.3

まさに蝶の渡りになぞらえて、
風に吹かれて集まったり離れたりして
いくしかないジョージアの芸術家たちの
人間ドラマを、89分と短く描写した
良い映画でした。

年越しの直前に帰ってきたニナからの
プ…

>>続きを読む

久しぶりにベテラン監督の経験がなせる円熟さのなせる自由奔放な作品を見た。
グルジアで起きた戦乱や政治的混乱の光景もテンポ良く、民生カメラのショットの枠組みの中に収めてしまう。そして描かれるのはアトリ…

>>続きを読む

かつて輝いた若者たち…27年後、古びた家の半地下に集まるのは?
人生はうまくいかないことばかり。それでも笑って生き抜いていく…
戦争の痛み、ディアスポラの悲しみ、笑いあふれるドタバタ的展開をくわえな…

>>続きを読む
pkpk
3.9
字幕は磯尚太郎

では本題から
(違う惑星にいる二人)

(パンフレットを買ったら
出てくる絵が全て紹介されていた)
なな
4.0
奥深くて、しっとりとした空気が漂う映画だった。
それぞれに、山向きの風が吹きますように。

あなたにおすすめの記事