罪の意識(加害者と被害者)と時事問題をうまく組み合わせた良い脚本。そして当て書きされた良いキャスティング。そこに無理がなく嘘がない。映画に対してとても真摯に向き合っている感じがする。ワンカットワンカ…
>>続きを読む「誰かの花」日常の中で突然に起こる事件。疑念を晴らすべきか晴らさないべきか、それが問題だ。ハムレットのように悩む主人公の孝秋は、どう解決をするのか。人間が生きて行くのは大変だし、苦しむ人は出来るだけ…
>>続きを読む良くも悪くも真面目で語らせすぎな映画だと思いました、その丁寧さでは刺さらないしウェルメイドって感じでもないし、舞台挨拶を観ているとそれが納得出来るお人柄です。
フラッシュバック?(過去の映像を流す演…
非常に見応えのある映画だった。
とても丁寧に作り込まれている映画なのだが、まず何より主人公とシンクロした観客が延々と居心地が悪い思いをするのが最高。
ここがとにかく面白い。
見方によってはユーモアす…
その日、風が強かったから起きた痛ましい事故。いくつかの偶然が重なった不幸。それだけだ。なのにどうして心落ち着かないのか。被害者の妻や子に目が合わせられないのか。
ある日突然、家族として当事者になるこ…
全編通して映画都合の作為的な展開が全く無く、ただ普通の日常に突然起きてしまったどうすることもできない出来事を経て、少し形が変わった日常がまた続いていくだけなのが辛い。
因果の元を辿ると被害者家族の…