戦火のランナーの作品情報・感想・評価

戦火のランナー2020年製作の映画)

Runner

上映日:2021年06月05日

製作国:

上映時間:88分

3.8

あらすじ

「戦火のランナー」に投稿された感想・評価

HM

HMの感想・評価

4.2
一言で感想を言い表せないけれど、とても良かった。涙なしには見られない。南スーダンについて知識がほぼなかったので勉強にもなったし、絶対に自分たちにはない「祖国」を想う、背負う、創る感覚… そういったものを抱えて生きている人たちがいることを忘れないようにしたい。でもそれだけではなく、根本的な紛争の原因なども学ぼうと思った。

このレビューはネタバレを含みます

「誇り」に関するドキュメンタリー。
国の誇り、民族の誇り、選手の誇り、人間の誇り。
この作品後、東京オリンピックに向けては、前橋市が南スーダンの選手3名を事前合宿地として受け入れていた(今作鑑賞前ドキュメンタリーで観ていた)。

南スーダン独立後も内戦が続く様も流れたが
主人公は全てを乗り越え団結を、と呼び掛けていたけど
ならばスーダンとも団結できるんじゃね?と思っちゃいました
結局正義もそれぞれの主観でしかない。
人と人が分かり合えるって、本当に奇跡みたいなものですね。
ひたむきなランナーの一方で紛争の悲惨さと腐敗にただ唖然。★★★
花椒

花椒の感想・評価

4.0
五輪関連と思われる作品は五輪開催に間接的に賛成、となってしまうと感じたので観賞を少なくとも開催期間中までは避けていました。

メジャーな作品としては「ヒノマルソウル」、マイナーはこの作品が筆頭。

内戦の続いた南スーダンから九死に一生を得て、アメリカに渡ったグオル・マリアル。逃げる為だけに走ってきた彼が才能を見出され、オリンピックを目指してまた走りはじめるようになるが、どの国の代表として出るのか、それは彼の望む参加の仕方なのか、と別の問題が立ちはだかる…

前半はずっと泣いて観ていた。
後半は日本の五輪開催はよかったのか、そんなこと考えながら観ていた(勿論コロナ禍でやるべきではなかった。唯一良かったと言えば菅が墓穴を掘り、総理を辞めることを2日前に発表)。

これ、五輪開催前に観ていたら違う感想になっていたと思う。

バッハ会長がそれなりにまともに見えていただろうな

今のようにプロ選手容認、商業化された五輪は1984年のロス五輪以降であり、それまではアマチュアスポーツの祭典で参加することに意義がある大会。
サッカーに年齢制限があるのはその名残とも言える。

彼のような選手にスポットを当てて平和の祭典として各地域の諸問題を提起できるのならそれなりに意義はあると思うが

それにしても何で東京(日本)は五輪開催地に立候補したんだっけ?
発展途上の57年前ならまだしもただの景気浮揚策なだけでしょ?この五輪開催地決定から今日まで安倍、菅政権や自民党、自公政権は日本をどのように経済を立て直し、再浮上させていくのか青写真が描けず、既得権益を身内とお友達だけに配分して、自分に都合悪い出来事は隠蔽と沈黙を重ね、邪魔な人間は排除。そんなことをしている内に国力は落ち、パソコンやスマホはおろか家電すら国内メーカーが生産停止。

閑話休題

この作品の撮影時の南スーダンのオリンピック委員会と今の日本政府って殆ど変わらないのでは?

国民に必要な物も情報も提供せず、やってるふりだけ

まともな人間が上に立てば五輪は意義あるものなんだよ。
でも現実は、金と権力にすがりつくry)
hiromi

hiromiの感想・評価

4.5
主人公のことは、ロンドン五輪に出た時の記事で知った。映画になったことを新聞記事で見て8月に劇場で鑑賞。心を動かされた。特に子どもたちに見てほしいと思った。
難民でニューハンプシャーにやってきたグオルくんは部活と奨学金のことゴチャゴチャ言うてくる先公なんかどうでもよくて祖国の行く末が気が気でなかった

久々の親子の再会やのになんでオヤジとオフクロ別々で登場するねん。オヤジの登場はギャグなんかマジなんかわからんな!
shimalucky

shimaluckyの感想・評価

4.2
南スーダン、いまだ政情に翻弄される国民。多くの兄弟が殺された主人公は運良くアメリカに逃れることが出来た。
ハイスクールで頭角をあらわし、自分の足で運命を切り開いていくドキュメンタリー。
母国スーダンに邪魔されながらもロンドンオリンピックに参加、自己表現とともに自分の力で歩もうと奮闘する姿は胸が引き裂かれるようだ。華美な演出がないのも良い点で、ドキュメンタリーゆえに彼の置かれている状況がストレートに伝わってくる。
個人的には近年のオリンピックに複雑な気持ちがあるが、このような持たざる者には地獄から逃げ出す一つの道だ。
夜勤明けで三本目ということで、見事に前半は寝落ちしてました。でも後半だけでもかなり心に来ました。良いものを観ました。全部は観てねぇけど。
たーこ

たーこの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

前売り券購入時点で住んでる県では上映予う定がなくて、これを観るために隣県まで行きました。
結果、わざわざ2時間かけて行った甲斐があった、、、泣

私自身長距離をずっとしてた身として、走るという競技の難しさ苦しさ楽しさをわかってるつもりだった。このドキュメンタリーの主人公、グオル選手にとって私が走ることに対して思ってきたことってのがそもそも「無い」ということ。私たちにとって走ることは趣味であり、競技でありスポーツであるけれど、グオル選手にとったら紛争での襲撃や人攫いから逃げるための手段でしか無かったのだから。競技であるということすら知らなかったそう。
まずはこの事実に衝撃を受けた。紛争や戦争があることも、何千何万となくなる方がいるのも知っていたつもりだったけど、ここまで考えが違うとなると何も言えなくなった。
国のために、家族のために、導いてくれた神のために走るグオルは強い。
グオルの過去の話を聞く度に、どれだけ日本という国が恵まれてるのか、大事な人と過ごせる時間がどれだけ貴重なのか改めて教えて貰った気がする。

上手く言い表せないけど、めちゃくちゃ人が良い。グオル選手には幸せになって欲しいな。
上映館が少ないらしいから、どんどん広めて欲しい。料金の何割かユニセフにまわるらしいよ!

最後に、初めて行った土地、映画館で大変ドキドキした!また、このシエマさんの雰囲気がとってもレトロで、今どき珍しい自由席だった。席自体も決して綺麗とも言えないけど、昔ながらの映画館って感じでリラックスして観ることが出来たのも良かったひとつかも。
ただ、このシネマグループの半魚人みたいな全身タイツのイメージキャラクターが衝撃を受けるほど視覚的インパクトデカすぎた笑笑 そのキャラクターが注意喚起をする映像が上映前に流れるんだけど、もう、それがやばい笑
乳首透けてますよって教えてやりたかった、、、、ホント吹き出しそうになった。

シエマさん好きになったから、また遠出して行きたいと思う〜
norinori

norinoriの感想・評価

3.8
戦火や労働を搾取する大人から逃れる為に走り、オリンピック参加を目指して走り、、、過酷な環境でも前向きな姿勢に、元気をもらった。

高校時代の監督の奥さんに、「根がしっかりしていないと、草木は育たない。僕にとっては根っこのような人」と言われたという話があり、うるうるしてしまいました。
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