チャドウィック・ボーズマンが才能に溢れた役者だったことを改めて思い知らされる。話し方とか役によって全然違うし、本作の鬼気迫る独白は見事としか言いようがない。全体としては白人社会に搾取される黒人の悲劇…
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これほど少ないシチュエーションの中で
「黒人」の置かれた状況、また強さや生き抜く技術をみせつける。だがその置かれた状況そして制限のなかでもがくが実らない。劇中の開かずのドアが示すようにその当時の…
ブラックコミュニティが受けてきた/受けている“日常的な地獄”を役者による会話劇だけで描いていて、「かれらの声を聞く」ということにフォーカスが当てられていた。最後のシーンは、ブラックコミュニティが生み…
>>続きを読むチャドウィック・ボーズマンの遺作と言われている
感想👇
2020年 制作
人種差別がまだ激しい時代の話
1927年シカゴ
『マ・レイニー=ブルースの母』
役を 《ヴィオラ・デイヴィス》
が演じ…
ずっと観たかった映画だけど配信だからなぁ的な感じでいましたが、会話劇が好きな私には衝撃で、
こんなにも気持ちが揺さぶられる作品だとは思わず、配信だけど感想を書かずにはいられませんでした。
もちろんチ…
「ブルースは死んだ」
などと言われて久しいが、今作で映されるバンド達の生き様は、ブルースの何たるかを全身で表現してた。
「ブルースがあれば、朝起きられる。独りじゃないって気づく。世界には何かある、…
1920年代、南部から北へ。
シカゴへブルースの母と称されたマ・レイニーの、レコーディングドキュメントしての1日が描かれる。
チャドウィック・ボーズマンの遺作としても名高い作品でありながらネットフリ…
レヴィーがドアを壊して出た先の景色が象徴的で悲しくなった。
ブルースの歴史について考える。白人に差別され搾取されてきた人たちの魂の音楽。楽しくて陽気だけど、意思がある。言いなりになるような人間ではな…