個人を憎むことはしない、というロレンスの姿勢が印象的な映画だった。集団で狂っていく日本人たちの理不尽な行為を咎めることはしても、それでその理不尽な行為を振るった本人を嫌ったり痛めつけたりはしない。日…
>>続きを読む「戦場のメリークリスマス」という邦題が素晴らしい。
"戦場"でいかに人が狂っていたのか、というのがこの映画のメッセージだと理解した。
ローレンスの「皆が間違っている」という発言が肝だと途中で気づいて…
映画館の大画面に映る、ハラ軍曹の表情とメリークリスマスミスターロレンスにやられた。この興奮を表す言葉が見つからない。簡単に言うと久しぶりに「映画」を観た気がした。胸にぐってなんか投げられたみたいな感…
>>続きを読むロレンスの「個々を嫌いになりたくない」という言葉が良かった。
戦争において被害者でもあり加害者でもある現地の兵士の姿を描いている点が印象的だった。
あなたたちはあなたたちのような自分を正しいと思って…
私はまだ人生経験が豊富なわけではないし、これから解釈が広がると思うので今の感想として。
戦争という括りで物語について考えてみるけど、日本と英国俘虜として、敵国同士どうしても相入れることができない部…
正直何を伝えたいのかがあんまりわからなかった
ヨノイさんはセリアズに惚れて、
ロレンスとセリアズが多分一線越えて仲良くって、
ハラ軍曹はロレンスが気に入っていて、
ヨノイさんはロレンスをモノにしたか…
予備知識無しで、ゴリゴリの戦争映画かと思って観たら全然違ってびっくりした!最初の裁判のシーンでヨノイ大尉の一目惚れがエグくて、えっBLなん?これラブストーリーなん?ってめちゃくちゃ戸惑った!
本業が…
久しぶりに観たらめちゃくちゃ食らった。
セリアズという自由・人間性の体現者によって日本軍人たちの信じる秩序(=神)が撹乱され、二・二六で「死に損ねた」と語るほど軍国主義に染まった将校ヨノイが変化して…
4Kレストア版見に行きました。
ラストのローレンスの「みんな正しいと信じている人々の犠牲者だ」というセリフが良かった。
たけしがこのあと大島渚監督に憧れて映画撮り始めるの考えると結構エモく感じまし…
画面の色使いや台詞回し、陰陽、バイオレンスシーンから、北野武監督が大島渚監督から受けたであろう影響を感じた。花のシーンは「3-4x10月」、海辺や砂浜のシーンは「ソナチネ」を彷彿とさせたような。
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