良かった。
歌声が本人の方がもうちょっとマルいような気はしましたが、あまり気になりませんでした。
エレベーターボーイの黒人が、自分の生活のため黒人を差別する、やるせない。
雨の中犬を抱いて傘を…
「歌う勇気のある黒人はいない。彼女は私たちのために歌ってる。英雄よ」
「私の歌「奇妙な果実」よ。同胞を今も殺してると」「思い出させる」
「私の破滅が目的。私の思いを歌わせたくない」
成功した黒人…
アメリカの最悪すぎる歴史の一部。有色人種というただそれだけで言動を抑え込まる。なんの理由すらなく同胞がリンチにあう。
奇妙な果実を歌い続けることが大切なんだと信じて曲げなかったその点はかっこいい。ビ…
歌っても歌ってもお金は男に搾取される。
男からは薬物を教えられ、
暴力振るわれて地獄すぎる。
「奇妙な果実」の歌詞、
想像するだけで怖い。
しかも、
現実に起きていたこととなると…。
事実だからこ…
人種差別、ドラッグ、売春…ひとつひとつだけでも十分深い映画ができるような内容なのに全てを詰め込んで生きて、表現する。表現できる才能が彼女の生きる責任になっていたのかな。
不器用で、自分の正義に正直に…
アマプラで
薬物中毒で若くして亡くなったということだけ頭に入れて見た
最初のインタビュアーの「黒人でいる気分はどう?」ていう質問から、最後の「反リンチ法はまだ通っていない」という言葉までずっと強…
小さい頃、休日の我が家のCDプレイヤーを独占し続けていたビリー・ホリデイ。
父親が大好きでよく口ずさんでいたのを覚えている。
当時はこの甘ったるい声とメロディを全く理解できず、ただ幼いながらに、何…
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