赤頭巾ちゃん気をつけての作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『赤頭巾ちゃん気をつけて』に投稿された感想・評価

高校時代に庄司薫の小説にハマって本作含めた薫くんシリーズや諸作品を愛読していた。私たち田舎高校生にはない都会のいいとこ家庭の高校生の描写が新鮮だった。なんでも言い合える幼馴染の可愛いツンデレ彼女(由…

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lag
4.0

今から泣きごとを言うが疲れてるんだよなんて分かったような口を開かず黙って聞け。左足の爪を剥がす怪我をして引きずる。初めてで最後の抱擁を繰り返し目を閉じて思い浮かべる。街ですれ違う二度と会わない人たち…

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3.5

幼馴染との和解でまとめようとするところが恋愛に帰着させたい感じはあるが、むしろ友人との会話や少女との交流の中で生まれる救いの方に本質があるように見える。所々に挿入される歌謡曲やCMソングが見事なタイ…

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60年代はやっぱりモーレツで、元気!やる気!みたいな空気だったけど(少なくとも前半は)、70年代はしっとりというかウジウジというか。
内省的でどの映画にも影がある。

この主人公のモデルであろう著者…

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あの時代の空気そのもの。私の中では、日本映画ベスト・ワン🐶で語り尽くせない。
原作を読んだのは約50年前の中学生時代。映画化されていたのは知っていたが初めて見た。

☆1970年前後の東京。薫のうちは、どこだろう?世田谷区か?ちょっとアッパーな住宅街は今に続いているだろうけど、戸建率は高そう。でもテニスコートの前はマンションだったような記憶あり。
☆夜の高層階の…

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おっ
3.6

中村紘子さんのピアノリサイタルの時に、宇宙戦艦ヤマトの乗組員のような服を着て舞台裏を歩き回っているお爺さんが何人もいました。あんな服売ってるのかなあ?自分でデザインして仕立てたのかなあ?その中でも最…

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Saaaaa
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純粋な人、または何か妄信する傾向にある人がその魔法から解けるには、大事なものを失うという段階を結果的に踏むことになるが多い。失うが完全に失ったり失ったままの状態にいたりするのではなく、外から救出して…

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3.0

1970年製作公開。原作庄司薫。脚色森谷司郎 、井手俊郎。監督森谷司郎 。

神保町シアターの「戦前戦後――東京活写/映画の中で生き続ける、失われた東京の風景」上映期間中の幕間で、佐良直美が歌う本作…

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