かなり期待してたけど期待より遥かに良くてびっくり。理不尽で不合理なのに魅力的な主人公がちゃんと立ち上がってて最後まで面白かった。
部屋での会話のすれ違いとかはややわざとらしくて拙い部分もあったけど折…
愛のやってることは確かにめちゃくちゃだけど愛の気持ちを考えたら全然笑えないな。実際愛が心から笑ってるシーンひとつも無いし。
どんな手を使ってもたとえをひらきたかったのに、利用するつもりだった美雪に自…
♡大森靖子と首藤凜のファンで学生時代綿矢りさを読んでいた人間なので、情報解禁時から今までかなり長い間期待してやっと見に行けた♡
感情が何もかもを追い越して行動として出てしまう、無様かもしれないけ…
オチがとても秀逸。
これどうやって収束させるんだろう、終わりをはっきりと決めるのかなってヒヤヒヤしてたけど、そんなものがなくて、ただ時間が過ぎていく中で、3人の人間が出会って思考が変わって行動も変わ…
原作には全く触れておらず、山田杏奈さん目的で鑑賞。
前半と後半で、髪や爪や周りの人間関係などわかりやすい対比があり、最後の台詞からして、その変化に応じて愛の気持ちがたとえから美雪に移っていったのかな…
愛はたとえを自分のものにする為にたとえの彼女である美雪に近づくが、ラスト「また一緒に寝ようね。」と告げる頃にはもう完全に美雪にしか興味がないのではないだろうか。美雪は愛に身体をひらき、愛は美雪に心…
山田杏奈が2人を見つめるシーンと、たとえとの2ショットを撮る担任を真正面から捉えたショットが好きだった。
自転車に乗るのも多くふらふら蛇行したり、とんでもない勢いで疾走したり愛の気持ちがよく現れて…
新潮社 2021「ひらいて」製作委員会