なんですかまたマルチバースですか⁉︎の巻
予想外のファンタジックなお話で驚き
自然そのものみたいなサンス姉妹の仕草が微笑ましくて癒しを感じますね
最後まで観た上でのラストのハグはなかなかグッとくる…
“秘密というのは隠すことじゃない
言う相手がいないこと”
おぉ…真理、って感じ。
“すぐ寝たい”
“明日に瞬間移動だ”
粋だ。
パリらしい風景と色彩のインテリア。
日本だと男の子が着そうなカラー…
女たちには、それぞれにもう1人の自分がいるのではないか。
少年時代に観て心奪われた、いずれも大林宣彦監督による『異人たちとの夏』(山田太一原作, 1988年)や、『時をかける少女』(筒井康隆原作,…
フランス映画らしい、圧倒的に美しい風景描写。主人公が森の中で自分と同じ年齢の昔の母親と出会い、会話し、遊び、相手を理解していく過程がまた良い。しかもその流れが、決して焦ることなくとてもゆっくりとした…
>>続きを読む古い日記の手触りから、古い家の木と埃のにおいがする白昼夢へと誘われる。
母親の子供時代の夢や過去を知ったうえで、未来を変えようなんてエゴはなく、ただこの楽しい秘密の時間が1秒でも長く続くよう遠回りす…
“私が悲しいのは私のせい”
燃ゆる女の肖像ほど重たくはないが、ファンタジーと呼べるほど優しくない。
子供の動作一つ一つが可愛く、言葉一つ一つが響いた。
セリーヌ•シアマの他の作品も観ていきたい。
…
© 2021 Lilies Films / France 3 Cinéma