原題「PETITE MAMAN(小さなママ)」
燃ゆる女の肖像のセリーヌ・シアマ監督作品。
72分とコンパクトだがファンタジックで奇跡のような時間。なんて豊かなんだ。余韻がすごい。
タイトルショ…
私と母、私と娘、私の母と娘…様々な映画のシーンで自分の今と重ね合わせてしまい涙が初めから止まらず。
こんなにも静かで、美しくて、哀しくて、幸せなシーンばかりが続く映画ってあるんだ。
この監督、大好き…
上手く言葉に言えない
母娘って親子でもあるけど友人のような仲にもなる。
慈しむ目線を向けてもくれるし、でも子供みたいな笑顔も見せてくれる。
これを書いてて涙が出てくる
この映画の美しさと余韻がそうさ…
土、落ち葉、雨。なんか最近出会ってないものばかりだなあと思いながら、静かなシークエンスを追いかけていく。みずみずしい音も印象に残る。鉛筆が紙と擦れる音、髭を剃る音、卵を割る音。
中盤で、マリオンがネ…
このレビューはネタバレを含みます
セリーヌ・シアマ監督の描く空気感とか言葉のチョイスがとても好き。
ネリーがお父さんには秘密を明かさず、むしろマリオンには話すのとか、お母さんの悩みをミニマリオンに相談するとか、ミニマリオンの誕生日…
親子なのに同い年で友達という二人の少女の不思議な関係性の変化が静かに流れる時間と共にじっくり描かれていて、ファンタジーを含んだ美しい世界観に魅了される。
『燃ゆる女の肖像』や『トムボーイ』などのセ…
『思い出のマーニー』をフランス映画にしたら、みたいな作品
無駄な音や演出がなくて観やすかった〜
最後おばあちゃんに言う「さよなら」、アメリカや日本の映画ならそのシーンだけ無音にしたり複数カット差し…
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