セリーヌ・シアマ監督は『燃ゆる女の肖像』があまり好きじゃなかったのでどうかなと思ったけれど、ほのぼのしていて面白かった。
映画としては若干物足りない感じだけど、72分ということで短編みたいな印象。…
このレビューはネタバレを含みます
この監督は本当に繊細で静かな感性を持っているな……なかなか考えさせられる面白い映画だったけど、ファンタジー要素がハマってるようでハマりきってない気も。
しかし私も母がよく家を空けてどこか出て行ってし…
当たり前なんだけど、母にも子供の頃があって、おばあちゃんが自分のお母さんくらいの若さだった時があるんだよね。そうやって考えるとなんだか不思議な気分になる。自分にとってはお母さんはお母さんで、おばあち…
>>続きを読む車での娘と母のお菓子を食べる、食べさせるシーンすごく良い。2人がどんな親子なのかがスッと入ってくる。
誰しもが考える自分の親の小さい時ってどんなだろうっていう疑問を御伽話のような世界観で体験させて…
森の中で幼い頃の母と出会い、友情が芽生える話し。
オカルト的要素も美しい森の中ではメルヘンに変わるようだ。
学校にも通えないような深い森で暮らすなんて考えられない。日々の買い物にも苦労するだろうし、…
大切な人を喪失したとして、子ども置いてここではないどこかに行きたいとなるのだろうか。
ネリーを大人っぽく感じるのは映画だからではなくて、環境からそう振る舞えるように育ったのかなと思った。森の中で過去…
© 2021 Lilies Films / France 3 Cinéma