都会の喧騒、ウェイトレスとしてこき使われる毎日にうんざりして田舎で小麦農家をしている男に嫁いだ都会の女。ただ、嫁ぎ先は男尊女卑、家父長制、都会よりも若い女がとことん搾取される世界だった。ラストは一度…
>>続きを読む◎ 都会でも田舎でも男性中心社会からの逆風が凄い勢いだ!
ムルナウ監督独特のレトリックに圧倒されるばかり。
麦で遊ぶ娘を叱りつける父親!
手紙の文面がまじまじと映し出されるサイレント映画独特の映像が…
都会のカフェで出会った二人が都会暮らしを諦め、田舎に引き上げて農園で暮らす話。
サイレント映画。三宅唱がケイコの電車の光を撮る時に参考にしたシーンがあるらしく観たのだけど一瞬だった。
地平線まで広が…
ムルナウ監督最晩年のサイレント長編。ロストフィルムとされていたが1970年に奇跡的に発見された。テレンス・マリック 監督「天国の日々」 (1978)に大きな影響を与えた一本。
都会の食堂で働くウエ…
都会の溢れ返る人の多さの中、ウェイトレスの孤独の女ケイトは田舎の風景に夢を見た。
そんな最中に一人の小麦を売りに来た誠実そうな青年に出会い、二人は結婚する。だけど素朴な田舎のように見せかけてそう上…
都会と田舎の対比が強調される本作だが、「サンライズ」も“The Woman From the City”の誘惑に田舎の男がたぶらかされるというプロットだったし、ムルナウはこの構図が好きなんだろうな。…
>>続きを読む途中まで父親に逆らえない軟弱な主人公の男性と、ヒロインの田舎に幻想を抱き農場を経営する彼と結婚するもその現実に適応しようとせずひたすら幻滅する様にイライラしながら見ていた。
しかし後半の大嵐の中で…
F・W・ムルナウのアメリカ作品。『サンライズ』にも通じる男と女の恋愛+1人の青年の成長物語。ムルナウの映画は画が美しいから、複雑な物語は必要ないんだよなぁ。寧ろ単純な話の方が画が生きる感じ。
『サ…
もー腹立つなあ😡。
でも良かったあ😊。
わかりやすい家族ドラマ。
都会に小麦を売りにきた青年と、そこで出会ったウェイトレスの女性(ヒロイン)。
結婚し、青年の父の待つ農園に帰るが、ヒロインは…
”都会の女“という概念的代名詞から”ケイト“という1人の女性に辿り着くまでの長い道のりに人間をカテゴライズする愚かさが現れ、同様に“田舎の男“のイメージも早々に打ち砕かれる。農家たちの圧倒的な男性社…
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