『儚き人生とカメラが語る心の機微』
どうしても観たいと心から思い、ゴダール初体験。衝撃的という表現では言い尽くせない程の映画体験でありました_(._.)_
奇をてらった演出というものは、自己満足…
ゴダール(11)。アンナ・カリーナがいかに魅力的なのかは分かりきっているので、趣味に寄り気味の気を衒った見せ方(ゴダールらしさと分かりながら)に嵌らずウトウト、、見やすいはずの章立ても逆に冗長さを感…
>>続きを読む『裁かるるジャンヌ』のルネ・ファルコネッティと、客席から見つめるアンナ・カリーナのリアクションを繋ぐことで彼女を映画史上のミューズと同化させている。
売春婦として生きる決意を固める彼女の姿もジャン…
男と女のいる舗道、つまり立ちんぼのストーリーであった。
支配人が制度を説明するシーンはドキュメンタリーチックであり、一方で上機嫌になったナナが踊り出すシーンはミュージカルのようだった。
アンナ・…
あらすじを追うだけならば、ある女の悲劇になるものの、この映画からは何の悲劇性も伝わってこない。アンナ・カリーナはもちろん美しく、けれど本当に美しいのは、ジャン=リュック・ゴダールのまなざしのほうにあ…
>>続きを読むブレッソンの影響ねえ……まんまハリウッドな曲にあわせて踊るカリーナと白けた男たち(とキューがボールを撞く音までアクセントにする音響派ゴダール)。"おはなし"がちょっときれいすぎるのはこの暗さにフォー…
>>続きを読む(c)1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris