このレビューはネタバレを含みます
大沢一菜の存在感というか、場の支配力というか、とにかく作品の中心に厳然と存在する異物として強烈な印象を残していて、可愛らしさも危うさも全部丸ごと引き摺りながらズシンズシンと動くあみ子の迫力に打ちのめ…
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いつから他人の心に寄り添うようになったろう
友達から貰ったお土産のクッキーを、不味いからって一口食べてその場で捨ててしまったあの時からか
他人を傷付けると自分も傷付くと教えてくれたのは何…
見てる間はあみ子のあまりのエキセントリックぶりにうんざりするんやけど、全部終わってみるとなんか泣けてくる不思議な映画やった。
そんなに優しい映画じゃない。現実は現実としてちゃんとのしかかってくるしあ…
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あみ子がそれはそれは天才でのめり込んだ。けれど回りは振り回されるよな~って。非行、鬱、イジメ…
ホクロ、虫、あみ子の視点がよく伝わってきた。
あみ子は誰にも理解してもらえず我が道を行く。理解しても…
あみ子のまっすぐさが世界と少しずつズレていく、その痛さと愛しさを真正面から描いた静かな傑作。
大沢一菜の自然体の演技が圧倒的で、彼女を通すことで大人たちの弱さや優しさがじわっと浮かび上がる。
広島弁…
最初から最後まで耳が離せなかった、聞こえる音と聞こえない音の取捨選択がドンピシャ好みの映画だった。あとどんな映画でも多少、役者の広島弁には違和感を感じるけどこれはあんまり無かったのもすごい。
同じク…
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一見思いつきで行動してそうに見えるあみこはとてもよく考えて行動しているし、優しい心を持っている。
応答しなければいけない人が応答できていない、説明できていないことがあみこの孤立を促進してしまう、自分…
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鬱な作品と聞いて興味本位で見たけれど本当に心の底から悲しくなってしまった。
主人公のあみ子は知的障害を持っている。家族は父親とその再婚相手の母と兄。あみ子は無邪気でいるけれど、お兄ちゃんが新しいお…
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あみ子ほどじゃないけど、これは学生時代の自分すぎた。
トラウマが呼び起こされてうわああって感じで見てられなかった。発達障害って言及がないだけで、ここまでそう言った子を具現化したのは生々しい。中学生編…
『こちらあみ子』フィルムパートナーズ