恐らく発達障害などなんらかのハンデをもつあみ子と
周囲の人々が織り成す悪夢の群像劇。
あみ子視点では極めてファンタジーな世界が
特に両親にとってはホラーとして描かれる。
両親と対峙する恐ろしく無慈悲…
最近今村夏子さんの別の小説を読んだが、子どもの目線をありのままに描くのが上手い。そして、本作はその目線が上手に映像化されていた。
その本の主人公もあみ子も、自分が置かれた状況を深刻に捉えていないのか…
優しい家族が自分のせいでどんどん離れていく。なんとなく小さい時のこと思い出して苦しかった。「みんな秘密にするよね」わかる。「わしだけの秘密じゃ」坊主、ありがとう。最後ちょっと成長したあみ子がかっこい…
>>続きを読む『こちらあみ子』フィルムパートナーズ