障がい者が地域で生活するということについて、どっちの肩を持つことも無い、中立な視点から描かれていました。
もちろん、地域住民にだって平穏に暮らすという権利があるのだけど、珠子さんの「お互い様じゃない…
美談に仕上げることはいくらでも可能だけど、実際にはやっぱり現実的な生活が続いてくわけで。忠さんに冷たくする人たちを非難する気持ちもわかる一方で、心に余裕がある人じゃないと他人にも寛容になれないものだ…
>>続きを読む身近に障がい者がいると心苦しいシーンはある。だが、リアルで変に誇張されていなかったところ、映画としてもありがたかった。
身近にいるから思ったことだが忠さんの時間へのこだわりは小さい頃から妥協してもら…
予告編やポスターの写真なんかを観るとじーんと来るし、結構泣けるのかなあ、と思っていたけど、鑑賞中は一度も泣かなかった。
というか、泣くの以前に、劇中で起こるトラブルなどに登場人物がどう対応するのか、…
子育てには終わりが来るというけれど
でもこのお母さんには終わりがない
子が巣立ったら、さて自分の老後はどうしようという不安より
“自分がいなくなった後、この子はどうなるのだろうか”という心配があるば…
これって一昔前ではなく現在のあちこちで起きていることなのだろうか…
多様性が重要視されつつあるのに、現在の話だとしたらなんとも悲しい。
大人って・・・それに比べて子どもはなんと柔軟なことか。
鑑賞…
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト