加賀まりこさんの逞しさと、塚地武雅さんのチャーミングさによってかなりマイルドな味付けになっていますが
演出のさじ加減を変えれば、かなり悲壮感漂うお話になってしまう。
でも、そんな中にも幸せな瞬間があ…
加賀さんと塚地さんのほっこりしんみりそしてまたほっこりな親子のお話でした!
2人の周辺の人達も、根っから悪い人はいなくて、それぞれが自分、あるいはとても狭い視野でしか見れてなくて、ほんの少し広く見る…
枝を切られて忠さんがパニックになってるところ、お母さんの気持ちも想像できて、心が痛くなって泣きました。
ボールを返すために家に不法侵入した忠さん、馬が見れて声を上げて喜ぶ忠さん。忠さんのなかでは何も…
中年期にある自閉症の息子(忠男)と暮らす占い師の球子の家の隣に、ある一家が引っ越してきた。隣家の敷地にまで大きく伸びた珠子家の梅の木は迷惑がられ、「伐ってもらえないか?」と頼まれる。しかし梅の…
(この映画自体の話ではないけど関連して)
昔、ダルク(薬物依存者のための民間リハビリ施設)に
取材の一環で訪ねたときのことを思い出した。
当時高校生で、どきどきしながら門を叩いたけど
みなさん気さく…
このレビューはネタバレを含みます
桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿という言葉を改めて調べる。樹木にはそれぞれの特徴があり、その特徴や性格に合わせてうまく世話をしないとうまく育たない。
人間にも同じことが言えると。
地域から受け入れてもらえ…
大きな山も谷もなく何か具体的に問題が解決することない。それでも隣り合うふたつの家族の距離は縮まった。
現代にしては茂(渡辺いっけい)を含めて地域住民の排他性・攻撃性が強すぎる気はしたが、実際問題と…
©2021「梅切らぬバカ」フィルムプロジェクト