じゃあどうすればよかったのか?何ができたのか?周囲の家族が悪いのか?
非常に考えさせられる映画。
ちょっと一般とズレたニトラムの日常から魅せられる冒頭。こんな子ならどこにでもいそうだなあと思いつつ…
余韻がものすごい。ずっと胸の中がそわそわしたままで、観た後もそれがしばらく消えない怪作だった。ニトラムを観ていると、大量殺人事件“河内十人斬り”をモチーフにした町田康『告白』の熊太郎とすごく重なった…
>>続きを読むあきらかになんらかの精神疾患がある、社会から阻害された人が残酷な事件を起こすまでの過程が克明でしんどかった 途中精神科医が母親に「治療が必要なのはあなた?息子?」と問いかけるシーンがあるが確かに母親…
>>続きを読む前情報ゼロでたまたま観ることができたのだが、結果的にはそれが大成功だったと思う。決してスピード感があるわけではない、むしろ比較的静かなトーンで淡々と進む映画である。にも関わらず、次に何が起こるのかわ…
>>続きを読む景色はとっても綺麗なのに、主人公の鬱屈した空気感が漂っていてそのギャップが苦しい。
予告編だとお母さんの毒親振りが追い詰めた、と言うようになっていた。確かに無関心のようでも過干渉のようにも見えるし…
予備知識ゼロで見始めたので、最初は素朴なヒューマンドラマかな?とサスペンスか?周囲になじめない、愛されない男の孤独、あるいはインセル的な思想に関する物語なのか?やっぱりヒューマンドラマ?とか目まぐる…
>>続きを読むギリギリを歩き続けてあちら側に落ちてしまった人の話。
生まれ持った性質と環境と社会が合っておらず、ずーっとギリギリを歩いている人でも、何とか歩き切る人も居て。
色々な要因が組み合わさって結果に繋…
© 2021 Good Thing Productions Company Pty Ltd, Filmfest Limited